【SGT】10周年を迎えたLGDA夏祭り…今年は新イベントも登場し大盛況!

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 今年も夏休み恒例となったレクサスのファンイベント「LGDA夏祭り」が16日、東京お台場のMEGAWEBで開催。多くのファンが来場し大盛況に終わった。

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 SUPER GTに参戦するレクサスドライバーのグループ「レクサスGTドライバーアソシエーション」が自主的に始めたファンイベント。早いもので10周年を迎え、今年もGT500に参戦するドライバーが集合。残念ながら39号車サードのヘイキ・コバライネンだけは都合がつかず欠席。またTDPドライバーとして活躍する中山雄一、山下健太も登場。さらに各チームのレースクイーンもイベントに参加。

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 これまで同イベントの企画を率先して行なってきた脇阪寿一が開会の挨拶。「初めてLGDA夏祭りをやった頃は、大嶋和也選手がGTステップアップ前の若手で手伝ってもらっていました。それが今ではこうしてGT500のトップドライバーに成長。10年でこのイベントも大きく変わりましたが、ここまで続いてきたのもファンの皆さんのおかげです」と述べた。

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 毎年、ドライバーがファンとの交流を第一に考えたイベントを企画。その中にはチーム対抗運動会や縁日。さらにGTマシンのデモ走行にタイヤ交換体験など、様々なコンテンツが用意されてきた。今年は新たにフリーマーケットが開設され、各ドライバーが思い出の品々を出品。中でも注目を集めたのが実際のトロフィー。先週の第4戦富士で2位表彰台を獲得した立川祐路(ZENT CERUMO RC F)が、その時に受け取ったトロフィーを出品。これには多くのファンが殺到。公平にじゃんけんで購入者が決まった。この他にもレアグッズが満載だが、子供も購入できるようにと金額は最大で500円程度に設定。そして対象者は「中学生以下」「帽子をかぶっている人」「メガネをかけている人」など、くじ引きで絞り込まれ、最後はじゃんけん。こちらも、最後の最後まで大盛況だった。

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 恒例のドライバートークショーでは、幼少時代の写真をそれぞれ公開。すでにカートに乗っている写真もあれば、初公開のプライベート写真が登場するなど、ファンも興味津々だった。

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 夏休み期間中ということで家族連れでの来場者が多く、今年も子供向けのコンテンツを多数用意。昨年も好評だった「ハンドルカー耐久レース」では、ジェームス・ロシターとアンドレア・カルダレッリがファンの子どもたちとチームを組んで挑戦。お互いにガチンコ勝負を繰り広げ盛り上がった。

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 また会場中央にはレクサスRC Fの塗り絵コーナーも用意され、たくさんの子どもたちがオリジナルのカラーリングを作成。途中レースクイーンやドライバーたちも混ざって一緒に塗り絵を楽しむなど、サーキットではなかなか実現しないドライバー・レースクイーンとファンの交流が会場各所で見られた。

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 屋外の特設走行エリアでは、レクサスの新型スポーツモデル「RC F」の同乗体験も行われ、プロドライバーの迫力ある走りを助手席で体感。観覧エリアも設けられ、簡易的なサーキットのような雰囲気に包まれた。

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 また最近のLGDA夏祭りでは交通安全の啓発にも力を入れており、交通安全トークショーと題して脇阪寿一、伊藤大輔、さらに警視庁の片岡警部補が登壇。交通事故を回避するために運転者に心得ておいてほしい事などを紹介。最後には白バイとトヨタ86パトロールカーで走行エリアをパレード。参加者に安全運転啓発のPRを行なった。

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 この他にも会場内には2004年仕様のスープラ、2008年仕様のSC430、そして現在活躍するRC Fと3台のレースマシンが展示。夏休みを利用して、イベントとは別にお台場に遊びに来ている方も多く、普段は目にすることがないレーシングカーに興味津々の様子。また一部の車両では乗り込み体験やドライバーと記念撮影ができるイベントも開催され、こちらも終日盛況だった。

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 今シーズン、レクサス勢は開幕戦でNo.37 Keeper TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川亮)が優勝したものの、その後は日産GT-R勢の先行を許しており、前回富士でついにランキング首位の座も奪われてしまった。だがライバルとの差も僅差なだけに今月末に開催される第5戦鈴鹿では陣営全体で優勝争いが期待できそうだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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