東京オートサロン2017が開催されている幕張メッセで13日、ホンダが2017年のSUPER GT参戦体制を発表。例年より1ヶ月早く全5台のドライバーズラインナップが明らかになった。
すでに昨年12月に新規で加わるTEAM無限とナカジマレーシングの体制を発表。残る3チームの状況についても様々な噂が上がっていたが、結局のところはドライバー体制面で大幅な変更はなく、KEIHIN REAL RACINGは昨年同様に塚越広大と小暮卓史、チームクニミツも山本尚貴と伊沢拓也のコンビ。エース格の2チームは体制は変わらない。
一つ注目だったのは、鈴木亜久里監督率いるARTA。野尻智紀の新パートナーに小林崇志を起用することになった。ここ数年はGT300で戦い、昨年はチャンピオン争いに絡む活躍を見せた。2012年以来のGT500復帰となるだけに再び小林らしいアグレシッブな走りに期待したい。
なお、TEAM無限は武藤英紀/中嶋大祐、ナカジマレーシングはベルトラン・バケット/松浦孝亮という布陣になる。
昨年は大苦戦を強いられシーズン0勝に終わったホンダ陣営。今年は新型NSXをベースにしたNSX-GTを導入し、巻き返しを図る。さらにタイトルを何としても奪還すべく開発拠点となる研究所の体制も見直すことに。昨年までスーパーフォーミュラのプロジェクトリーダーを務めていた佐伯昌浩氏がSGTのプロジェクトリーダーを担当することになった。
ここ数年は負けが込んでいるホンダ勢だが、この新体制で今季はどこまで挽回できるか、正念場のシーズンとなりそうだ。
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