【SF】2017第1戦鈴鹿:金曜専有走行はトムス勢が好調、中嶋一貴がトップ

©T.Yoshita

今週末にいよいよ開幕する2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権。22日からの公式セッションを前に専有走行が21日行われ、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップタイムを記録した。

朝は雨がパラついていた鈴鹿サーキット周辺だが、お昼の走行時間になるとドライコンディションに。グリーンシグナルが点灯すると、各車一斉にコースイン。マシンのチェックやセッティングの確認を行っていた。

特に、WECの関係で富士テストを欠席していたアンドレ・ロッテラー、中嶋一貴、小林可夢偉などは積極的に周回を重ねていた。

途中、ナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)が、デグナーでコースオフし赤旗中断。残り7分のところで再開されると、新品タイヤを試し、予選シミュレーションを敢行。そこで一貴がコースレコードに0.3秒と迫る1分37秒292をマーク。僚友のアンドレ・ロッテラーも3番手に入り、トムス勢がシーズン前のテスト同様に好調さをアピールしていた。

その間に割って入ったのがルーキーのヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。開幕前のテストでは苦労した部分もあったが、着実に経験を積み重ね2番手タイムを記録。明日以降の予選でも上位進出の可能性が十分にありそうだ。

開幕前のテストでは上位に食い込む走りを見せ、注目を集めていたピエール・ガスリー(TEAM無限)。直前の19日にはバーレーンでのF1テストに参加し、終了後に日本へ直行。木曜に到着したという。ここ1週間は各地を転々とする日々が続いており、時差ボケも抜けてない状態だったとのことだが、真っ先にコースインするなど積極的に走行。このセッションは13番手タイムとなった。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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