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小林可夢偉選手、記者会見。F1認知度アップのために頑張っています!

ポッカGTサマースペシャル前夜祭での壮行会に参加するために鈴鹿入りした小林可夢偉選手の記者会見が行われました。

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ーー記者会見ーー

始まりのテストは良かったんですが、開幕6戦まで合計20周しか出来ず、どうしようもないスタートだったけど、トルコでポイントをとってから自信というか、車自身も良くなってきて、ここ数戦はコンスタンスにポイント圏内に入ることができましたね。チームとしても頑張って良い車を作って、僕も経験をつんで後半に向けて全てが良い流れになってきたところで帰国できました。

失敗は昔に比べたら減ったと思います。
いま一番F1ドライバーで何が必要かと言われるとミスをしないことです。ただ、カナダで”がっつり”ミスをしてしまって…。これからはミスをしないようにして継続してポイントをとっていきたいですね。

Q:「チーム内ではムードメーカーと言われていますが、何か気をつけていることは?」
それは単純に笑顔ですね(笑)
えっ?違います?それしかないな。

Q:来期にむけて
今の段階では残りのレースがあるので、良いデータをとりながら自分自身経験をつんでチームの士気を高めつつ、ポイントをとりながら来年に向けて頑張っていきたいですね。

Q:車の開発は?
あまり大きなアップデートはないですね。他のチームもそれほど無いと思うんですよね。僕らは良いコースと悪いコースとの差がありすぎなので、苦手なコースでもコンスタンスにポイントをとれるよう我慢強く戦ったら少しでも良い成績が残せるんじゃないかなと思います。

Q:では、どのコースに期待したらいいですか?
次のスパと鈴鹿ですね!鈴鹿に行くまで3戦残っているので鈴鹿に向けての準備期間だなと思っています。もちろん次のスパでも良い成績を残していきますが、モンツァとシンガポールは正直僕たちのチームにとっては厳しいかな思っているので、そこで我慢しながら鈴鹿では良いレースをしたいですね。

Q:ペドロとのコミュニケーションは?
バッチシです。車のことから人間関係のことまで、たまに遊びのことまでオールジャンルに喋っていますね。F1チームでは珍しいですね。

Q:夏休み中の認知度アップツアーはこれで終わり?
今回の鈴鹿で基本的には終了ですね。本当に大変でした。5年続いたら20年〜30年続けて仕事したみたいなものですよ!でも、僕自身がやらなければいけないと思って、これでF1の知名度が上がって再び人気が帰ってきてくる事を願っています。ここ10〜20年、F1が生き延びる唯一の方法ですね。日本のメーカーが再びF1の世界に戻ってくるのは、この先10年無いと思うので、今何かするには今回の活動しかないなと僕自身思っています。そこらへんは暖かく見も待っていただければと思います。訪問して手応えもありましたよ。ただ、今年だけではなく、この先も続けていき、「是非鈴鹿に行きたい!」「チケットが手に入らない!」と言われるくらいまで人気が回復してくれる事、「F1を近くで見よう!」と思っていただけるよう、”F1を生で見れるようなコースを作っていきます!”、そしてF1を色々な方に見ていただこうと思います。

Q:ヨーロッパにはいつ戻る?
明後日ですね。

Q:関西に帰ってきて実家には寄りました?
いやっ!実家に帰ると大変なので…。実は親父がミーハーなので色々と仕事が増えるんですよ(笑)だから実家はスルーさせていただきました。お好み焼きとたこ焼きだけ食べて東京に戻りました。

Q:スパへの意気込みを
スパには新しいエンジンをいれて直線を少しでも速く走れるよう、セコく考えています(笑)すごく楽しみにしているし好きなコースなので、力まずに頑張ります。

Q:地元へ戻ったときの歓迎は?
尼崎らしい、予想していたとおりの展開でしたね。市長さんに「絶対に危険ですよ!」って言ったんですけど…。初めから最後まで尼崎でしたね(笑)