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小林可夢偉が東京モーターショーに登場!イベントステージでトークショーを開催

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連日、6万人を超えるお客様が来場し、周辺道路が混雑するほど賑わっている第42回東京モーターショー2011。その会場となっている東京ビックサイト内のモーターショーイベントステージで今季もF1で大活躍を見せた小林可夢偉(ザウバー)が来場、トークショーを行った。

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あいにく、冷たい雨となった東京・お台場地区だったが、この日も朝から多くのお客様が来場。可夢偉のトークショーが始まる1時間前からステージ前には多くのファンが彼の登場を待ち続け、イベント開始時刻には何列もの立ち見客が何列も出るほどの大盛況ぶりだった。

F1解説者の川井一仁をゲスト氏に迎え、フジテレビの塩原恒夫アナウンサーの司会進行でトークショーがスタート。小林可夢偉が登場すると会場からは大きな拍手が沸き起こり、可夢偉も笑顔でそれに応えた。

今年のF1は、年間19戦で争われ、11月27日に最終戦のブラジルGPでシーズンが終了。可夢偉も、つい先日帰国したばかりだと言う。1年中、多忙なスケジュールの中で活動しているF1ドライバー。もちろん移動や身の回りの手配はマネージャーが行ってくれるのだが、可夢偉が意外と自分でなんでもやりたい性格との事。「例えば暑いマレーシアとかでレース前に首を冷やす氷の準備なんかも、自分で動いて全部やっちゃいます。人に任せて上手くいかなくて、そんな事でイライラするのが嫌なので、全て自分自身で納得するためにも自分で動きます。だから、移動時の航空券も自分で予約して取得するのが一番安心なんです。」と、普段のF1中継等では見ることのできない可夢偉エピソードを披露してくれた。

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F1参戦2年目となった2011シーズン。今季はエースとしてチームを牽引し、30ポイントを獲得し、ドライバーズランキング12位を獲得。コンストラクターズ(チーム)ランキングでも前年を上回る7位獲得に大きく貢献した。そんな今季を“ベストレース”と“ワーストレース”を一つずつ選び、振り返った。

■ベストレース:第7戦カナダGP(予選13位/決勝7位)
「雨のコンディションが上手く働き、途中は2位で走行することができました。結果的に7位になりましたが、あのように周りのコンディション等のタイミングが良ければ、自分たちにもチャンスがあるんだと言う事を改めて感じたレースでした。そういったチャンスが来た時に、上位に進出できるようなポジションに常に居続けていなきゃいけないなと思いましたね。」

■ワーストレース:第16戦韓国GP(予選14位/決勝15位)
「とにかくレースでは遅くて、方向性など全てを見失っていたレースでした。あの時は予選でのパフォーマンスを重視していたのですが、そうすると決勝で歯が立たなくなってしまい、逆にラスト2戦(アブダビGP、ブラジルGP)は決勝レースを重視した方向性で挑んで、ポイント獲得につなげられました。」

また、今季から導入されたDRSやKERSについての質問では、鈴鹿(日本GP)の130Rで(フリー走行・予選時に)DRSを稼動させたまま走った時のエピソードを披露。「(金曜フリー走行2回目で)スピンした時は、いつもは見えない変な景色が目の前に広がっていたので、怖かったです。ただクラッシュせずに立て直した後、真っ先にペーター(チーム代表のペーター・ザウバー氏)の顔が浮かんできました。彼は上手く立て直しても、あんな事をすると渋い顔をするので・・・」と、普段のトークショーでは聞けないエピソードが次々と飛び出し、会場に駆けつけた多くのファンも、笑顔で可夢偉トークに聞き入っていた。

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そして、3年目を迎える来季については「1年目は前半戦がダメで後半戦は良かった、逆に2年目は前半戦は良かったけど、後半戦で失速しました。3年目となる来季は、シーズンを通して勢いのある状態を保ちたいです。今のF1はトラブルやクラッシュなどが起こりにくいので、本当に良いクルマに乗らないと表彰台というのは難しいと感じています。だから、今はコツコツと毎戦ポイントを取り続けて、今出来るベストのパフォーマンスをシーズン通して出し続けていきたいです。1年目・2年目を経た3年目にしていって、良い形でシーズンを終わらせたいと思っています。」と、抱負を語り、会場からも彼を後押しする大きな拍手に包まれた。

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最後に、この東京モーターショーの見どころについて触れ、トークショーに参加した川井氏は「まずは新しいクルマを見に行きますね。特にレース業界にいると、一般自動車の技術に関する情報が乏しくなってしまうので、こういった機会にチェックしたいです。」とモータースポーツジャーナリストの目線でコメント。一方の可夢偉は「もう、このトークショーで十分でしょう(笑)帰りは、雨も降っているし寒いので、気をつけて帰ってください(笑)」と、可夢偉らしい冗談交じりのコメントでありながらも、トークショーを楽しみにして来場してくれたファンを気遣う一言で、イベントを締めくくってくれた。

『記事:吉田 知弘』