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フェラーリが新マシン「F2012」を発表

PRESENTAZIONE F1/2012
[Photo:Ferrari]

2月3日、スクーデリア・フェラーリが2012年モデルの新F1マシン「F2012」を発表した。当初、フェラーリの発表会はイタリア・マラネロのフェラーリ本社で報道陣やスポンサーゲストを招いて行われる予定だったが、現地が大雪に見舞われ、関係者を招いての発表会は中止となってしまったが、2月3日10時(日本時間18時)からインターネットを通じて全世界に新車アンベールの様子が生中継配信された。

新車お披露目にはチーム代表のステファノ・ドメニカリをはじめ、今季もフェラーリでステアリングを握るフェルナンド・アロンソ、フェリペ・マッサが登場。ドライバー2人の手により新車「F2012」がお披露目された。

まず外観の違いは、今季からのレギュレーション変更により生まれることになったフロントノーズの段差に目が集まる。これ以外にも、エンジンルーム周りのボディ形状を昨年以上に絞込み、リアウイングに対してのダウンフォース向上を狙っている他、今年からBBSに変わってOZ Racingのホイールが採用され、同社のロゴが目立つ。
またマシン内部では、フロントサスペンションにプルロッド方式を採用するなど、他チームが導入していないシステムにも、今年は積極的に試みている。

キミ・ライコネンと共に栄冠を勝ち取った2007年以降、ドライバーズタイトルから遠のいているフェラーリチーム。今年こそ王座奪還を実現させるために、全く新しいアイディアをメインにマシン開発が進められてきたことが、今回のF2012お披露目で伺える。

かつてフェラーリが築き上げた黄金時代の時と、同じような強さ・速さを持ち始めている現最強チームのレッドブルに対して、再度“王座奪還”をテーマに挑戦していくフェラーリチームの2012シーズンが始まった。

『記事:吉田 知弘』