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フォーミュラ・ニッポン第4戦:自分の走りを貫いたオリベイラが2戦連続PP

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真夏の日差しが照りつける中、ツインリンクもてぎ(栃木県)でフォーミュラ・ニッポン第4戦の予選が行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(チーム・インパル)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

13時50分から行われた予選。今回は武藤英紀(REAL RACING)のスポット参戦により、17台の参戦となった第4戦。Q2進出枠が上位13台、Q3進出枠が上位8台となった公式予選は、Q1で石浦宏明(キグナス・スノコ)が0.008秒差でノックアウト、Q2では32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が0.008秒差で敗退するなど、今回も0.001秒差を争う大激戦、そして優勝候補がQ3進出を逃すという波乱の展開となった。

14時37分から始まったQ3だったが、直前に大きな雨雲がコース上空を覆い始め、雨が振前にタイムアタックを済ませようと、コースオープンと同時に8台が一斉にコースイン。前回の富士ではタイムアタックのタイミングでポールポジションを取り逃したアンドレ・ロッテラー(ペトロナス・トムス)が、今回は先陣を切って計測を開始。1分35秒189を記録し、暫定トップとなる。一方、前回富士でもロッテラーとPP争いをしたオリベイラは雨が降り出す可能性が高いコンディションの中で、「確実にポールポジションタイムを叩き出すために」1周目をウォームアップに使い、2周目で勝負をかけた。その結果、ロッテラーを0.177秒上回る1分35秒012を記録。今回はロッテラーに「確実な差」をつけたオリベイラが、2戦連続でポールポジションを獲得した。

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2位はロッテラー。3位には地元栃木でのレースとなる塚越広大(ダンデライアン)が入った。

明日の決勝レースは、14時30分から52周で争われる。今回も途中に2回のタイヤ交換義務が設けられており、ドライバー個人の力だけでなく、チーム力も問われる1戦となりそうだ。


『撮影:SHIGE
『記事:吉田 知弘』