【F1】王者レッドブルが新車RB9を発表。カラーリングを一新し、段差ノーズあり

Infiniti-RedBull Racing
[Infiniti-RedBull Racing]

いよいよ、今季も“ターゲット”として全チームからマークされる最強チームが、新車を発表した。日本時間の3日(日)夜に、3年連続でドライバー、コンストラクター両部門のチャンピオンを獲得したレッドブルチームが新車「RB9」を公開した。

22時00分にチームの公式YouTubeチャンネルでお披露目動画が配信されると同時に、チームの公式サイトも変更。今年からインフィニティがタイトルスポンサーになったこともあり、ホームページのURLやトップページのチーム名も「インフィニティ・レッドブル・レーシング」に変更された。

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お披露目動画では「マシン製作」をテーマに約3分強のハイライト動画として編集されている。チーム代表のクリスチャン・ホーナーがファクトリーに出社するところからスタート。テクニカル・・ディレクターのエイドリアン・ニューウェイ氏がマシンを設計から始まり、各パーツの製作やボディ塗装、組み立てシーンがハイライトでまとめられている。そして、終盤に完成したRB9が登場。そのカラーリングは今までの紺と黄色というデザインにバイオレット色が新たに追加され、イメージが一新されている。またリアウイングやサイドポッドなど、マシンの目立つ部分にはインフィニティのロゴが大きく記載されている。

Infiniti-RedBull Racing Infiniti-RedBull Racing
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注目の段差ノーズだが、見た目では残っているものの、形状的に昨年よりも滑らかになった印象を受ける。

史上3人目となる3連覇を成し遂げたセバスチャン・ベッテル。今年もレッドブルのエースドライバーとして、このチームでカーナンバー1をつける。ベッテルといえば、毎年マシンに“愛称”として女性の名前をつけることでよく知られているが、同時刻にイギリスで行われている発表会で「名前はまだ決めていないよ。まずはマシンの事をよく知る必要があるからね。」とチームの公式Twitterがコメント内容を明かしている。

いよいよ明後日から始まるヘレス合同テストで初走行を披露するレッドブルRB9。ドライバー、チームともに4連覇がかかっているだけに注目度も高い。今度はチャンピオンチームが投入した新車がどれくらいのパフォーマンスを発揮させてくるのか?引き続き、目が離せない。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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