【Formula Nippon】第1戦予選:赤旗が出る波乱の展開の中、伊沢拓也が初PPを獲得!

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『撮影:SHIGE

午前中の雨の影響により、2輪のJSB1000の予選が中断するなど、スケジュール変更があった鈴鹿2&4レースだが、フォーミュラ・ニッポンの予選は予定通り午後2時から行われた。

最初のQ1では、午前中の雨がコース上に残り、各車が手探り状態の中でタイムアタックを行ったが、残り3分あたりから路面の状況も良くなり、Q2からはドライコンディションでのタイムアタック合戦となった。

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注目ドライバーが揃って進出したQ2。上位8台という狭き進出枠を目指し各車がタイムアタック。その中でも速さをみせたのが、昨年の鈴鹿2&4レースポールシッターである山本尚貴(TEAM 無限)。一方、2年ぶりにFN復帰を果たしたロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)やベテランの小暮卓史(NAKAJIMA RACING)がQ2敗退となった。

アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴、大嶋和也、山本尚貴、J・P・デ・オリベイラ、松田次生、伊沢拓也、塚越広大の8人で争われた最終Q3。グリーンシグナルの30秒前からロッテラーと一貴がピット出口で待機するなど気合十分の中で、各ドライバーがタイムアタックにでかけた。

しかし、残り2分を切ったところで波乱が起きる。Q2でトップタイムを記録していた山本が2コーナー出口でアウト側にタイヤをはみだしコースアウト、クラッシュを喫してしまい赤旗中断となってしまう。

規定により、全車が公平にタイムアタックできるよう残り2分30秒まで時間が戻され、予選が再開。山本を除く残り7台による一発勝負のタイムアタック合戦を制したのは伊沢拓也(DOCMO DANDELION RACING)。1分39秒583でフォーミュラ・ニッポンでは自身初のポールポジションを獲得。僚友の塚越広大(DOCOMO DANDELION RACING)がわずか0.098秒届かず2位。DOCOMO DANDELION RACINGがフロントローを独占した。3位には中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が入り、こちらも久しぶりに日本人がトップ3を独占した。

4人のチャンピオン経験者が揃うなど、激戦の第1戦鈴鹿でポールを勝ち取った伊沢はパルクフェルメに戻りマシンを降りるとガッツポーズで喜びを爆発させた。一方、わずか0.098秒差でチームメイトに敗れた塚越は悔しそうな表情を見せるなど、同じチームだが明暗の別れる予選となった。

注目の決勝レースは15日(日)14:30から、43周で争われる。

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1位:伊沢拓也(DOCMO DANDELION RACING)
「嬉しいの一言です。FN5年目で、今までポールポジションを取りきれず、そこが自分の“壁”だなぁと思っていたのですが、ここで上手くできたことが壁を乗り越えられた気がしましたし、ダンデライアンに来て長いんですが、やっと恩返しができたなと思います。Q3では中断前のアタックが良かったので、赤旗が出て悔しい思いをしたのですが、気持ちを切り替えて挑みました。Q3では予想以上に良いタイムが出て2コーナーを回って、リーダーボードに“40”がまだ一番上にいるのを確認したときに、無線で“ポールだよ!”と聞きました。最初は実感がなかったのですが、ピットが近付くに従って実感が沸いてきました。嬉しかったです。」

2位:塚越広大(DOCOMO DANDELION RACING)
「予選ではQ2で思うようなクルマではなかったので、Q3に向けて少しアジャストしたのですが、自分としては間合いと取り方が少し悪かったので、そこが原因かなと思いました」

3位:中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)
「手応えは悪くなく、予選もQ3まで順調に進んで、途中赤旗が出ましたが、最後のタイムアタックでもちゃんと更新できたので、よかったかなと思います。たまたま2台が自分よりタイムが上だっただけだと思います。重要なのは明日の決勝レースなので、昨年とは違うレースフォーマットなので、これからしっかり準備していきたいと思います。」

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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