先日の“ヒトコマ集Part1”に引き続き、今回もSUPER GT第2戦富士での様子をいくつかご紹介していきたいと思います。今回は決勝レース時のヒトコマが中心です。
大雨から天気が回復した決勝日。まず驚いたのは朝8時すぎのオフィシャルステージ。これだけ多くのファンが朝からサーキットに集まってレースやイベントを満喫していました。
朝のフリー走行後には、SUPER GT恒例のイベント「サーキットサファリ」が行われ、参加したファンは実際にGTマシンが真横を走り去っていく姿に驚いたり、写真を撮るファンもいましたね。一番人気は・・・やはりアウディR8?
そして、決勝前のグリッドウォーク。専用のパスを購入された方のみ入場する事が出来るのですが・・・過去最高といってもいいほどの人!
グリッドウォークでは「カッコいいGTマシンとグリッドボードを持つレースクイーンのお姉さん」という、テレビでよく見るヒトコマを実際に撮影する事も可能!
こちらはGT500ポールシッターのEPSON HSV-010(道上龍/中山友貴)。真剣にレース戦略の話をしています。
左は前回岡山で悔しい2位表彰台となった山本尚貴(RAYBRIG HSV-010)。決勝前のちょっとリラックスした瞬間でした。右はPETRONAS TOM’S SC430のロイック・デュバルの代役として1年半ぶりにGT500のステアリングを握ったリチャード・ライアン。こちらもレース前にも関わらず、ファンとの記念撮影に笑顔で応じていました。
ここからは、決勝レース中の走りをいくつかご紹介したいと思います。まずは優勝マシン!
[写真左]GT300優勝:GSR ProjectMirai BMW(番場琢/佐々木雅弘)
[写真右]GT500優勝:DENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明)
[写真左]GT500クラス王者のS Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)は残念ながら、今回も表彰台を逃す7位フィニッシュ。しかしミシュランタイヤは夏場のレースに自信を持っているので第3戦以降が楽しみですね。
[写真右]途中、ベテランの脇阪寿一を追い回したKEIHIN HSV-010の塚越広大。こちらも次回以降の走りに期待です。
予選日のフリー走行でクラッシュを喫してしまったGSR ProjectMirai BMW(番場琢/佐々木雅弘)。決勝日に用意されたスペアボンネットにはチームを応援する個人スポンサーの思いが詰まった寄せ書きが!チーム・ドライバーだけではなく、ドライバーの夢も一緒に乗せて激走した4号車は、見事クラス11位まで追い上げてチェッカーを受けました!
こちらもGT300クラス。デビュー2戦目のSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太)は海外のGT3勢に屈し9位。しかし初完走を果たし、今後の活躍に期待がかかります。一方、昨年の第1戦岡山での優勝以降、苦戦が続いていたtriple a vantage GT3(吉本大樹/星野一樹)は大荒れのレースで巧みなレース運びをみせ、GT300で3位表彰台を獲得しました。
こちらはレース終了後、パルクフェルメでのヒトコマ。2010年最終戦(もてぎ)以来の優勝を飾った脇阪寿一。後輩であり新パートナーの石浦宏明を笑顔で出迎えました。
GT300は、終盤のアクシデントで後退を余儀なくされたGSR 初音ミク BMW。しかしエース谷口信輝が“鬼プッシュ”でトップを奪い返し、見事優勝!レース後、「どやっ!」といわんばかりにチームスタッフをがっちり握手!
こうして悪天候に見舞われながらも、ゴールデンウィークのSUPER GTは終了しました。
いかがだったでしょうか?
計2回にわたって掲載させていただいたGT富士戦でのヒトコマ集。出来るだけファンの皆さんと同じ高さの目線でお伝えできればと思い、いつもと違って・・・という“ゆるーく”ご紹介させていただきました。
どうですか?これで、富士スピードウェイに観戦に行った気分になれましたか?
今度は、観戦塾の記事ではなく!実際にサーキットに行って、生でレースの“ドキドキ”や“ワクワク”を感じてみてください。
次回は第3戦セパン(マレーシア)ですが、第4戦SUGOは7月28・29日、第5戦鈴鹿1000kmは8月18・19日、第6戦富士は9月8・9日に開催されます。
また、今回観戦された皆さんは、次回はお友達やご家族、会社の同僚を誘って、是非サーキットへ!
『記事:吉田 知弘』
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