【SUPER GT】ポッカ1000km決勝速報(2):GT500は上位陣に波乱!12号車インパルがトップ浮上

第41回インターナショナルポッカ1000km決勝は、30周を消化。気温31℃、路面温度52℃と予想以上の暑さに苦戦をするチームが多発。

GT300クラスでランキング首位のエンドレスTAISAN 911(横溝直輝/峰尾恭輔)は2度もタイヤバーストに見舞われるなど苦しいレース展開を強いられている。

GT500クラスはMOLA GT-Rがトップを快走。32周終わりで1回目のピット作業を行い、ロニー・クインタレッリから柳田真孝にバトンタッチする。ここまで順調だったMOLAだが、GSR ProjectMirai BMWの佐々木雅弘とデグナーで接触。特にペナルティの対象になることはなかったが、接触時にタイヤやホイールを痛めてしまい、42周終わりで緊急ピットイン。タイヤ交換のみを行いすぐに復帰するものの、6位に後退してしまう。

波乱はこれだけでは終わらない。序盤3位を改装していたENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也)も、2回目のピット作業の準備ができた矢先にタイヤバーストがバースト。無念のガレージインを余儀なくされた。

これによりカルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)がトップに浮上。2位にDENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明)が続いている。

57/173周 終了時点:途中経過
【GT500】
1位:カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)
2位:DENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明) +0.5秒
3位:MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ミハエル・クルム) +13.4秒

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

  1. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…
  2. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…

最近の記事

  1. ©️GTA 2024シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.3『S…
  2. SUPER GT Rd.2 富士スピードウェイ
    Rino Onodera 2024年シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.2『…
  3. Rino Onodera 2024年 AUTOBACS SUPER GT Rd.1『OKAY…
  4. Rino Onodera いよいよ、2024年シーズンのSUPER GT開幕戦が4月13〜1…
  5. 画像:鈴鹿サーキット いよいよ2024年のF1日本グランプリ開催が近づいてきました。例年より…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る