【FormulaNippon】第7戦鈴鹿:ダンディライアンが2ポイント差でチームタイトルを獲得

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中嶋一貴が制した2012年のフォーミュラ・ニッポン。しかしチームタイトルは伊沢拓也、塚越広大が所属するDOCOMO TEAM DANDELION RACINGがトータル91.5ポイントを獲得。PETRONAS TEAM TOM’Sを2ポイント上回り、チームチャンピオンを獲得。

決勝第2レースの表彰式後、シリーズ表彰も行われ伊沢拓也、塚越広大、村岡監督をはじめチームメンバー全員が表彰台に登壇。チームチャンピオンのトロフィーを受け取った。

チーム一丸となって勝ち取ったタイトルについて、村岡監督は「若い2人が良く頑張ってくれた。“チームはドライバーのために、ドライバーはチームのために”という1年だったなと思います。我々は弱小チームからメーカーの力もかりずに、少しずつ積み上げてチャンピオンが獲れるところまで来れるということを示せた1年でした」とコメント。

 
[左:伊沢拓也、右:塚越広大]

決勝第1レースでは2番手スタートの伊沢がロケットスタートでトップを奪取し優勝。塚越も3位に続いた。これでトータル77ポイントでトムスを逆転。レース後の記者会見で2人とも「ドライバーズに関しては、もう勝ちに行くだけ。でもチームタイトルだけは何としても獲りたい」とトムス勢の一貴、アンドレ・ロッテラーよりも強く意識していた。

その結果、第2レースでは9番手スタートの一貴が巧みなピット戦略で逆転を許してしまうが、伊沢、塚越ともに上位の位置をキープ。特に伊沢はロッテラーを最後まで抑えこみ6位でチェッカー。これがチームタイトル獲得の決め手となった。


[村岡監督]

これまで2004年にリチャード・ライアンがドライバーズチャンピオンを獲得していたが、ダンディライアンとしてのチームタイトルはこれが初。表彰式では涙もみせた村岡監督、チーム一丸となって挑んできた1年間は特別なものだったようだ。「やはり長い間チームタイトルが欲しかったので、それがかなって本当に嬉しいです。ただ本心はチームタイトルを獲りたいというよりかは、2人にドライバーズタイトルを獲らせてあげたいという“親心”の方が強かったです。でも伊沢も塚越も“最悪でもチームタイトルだけは”と言い続けてくれていたので、それを思い出してグッと来るものがありましたね。いい息子を持ったな!という気分です。ただチームタイトルの表彰式の時、2人は今まで見たことのないようなガッカリした顔をしていました。きっと来年はもっと成長してドライバーズチャンピオンも獲ってくれると思いまし、来年はドライバーズタイトルを獲らせてあげたいですね。」

 

ドライバーズと違ってチームタイトルは2人のドライバーとチーム全員が一丸となって1年間挑まないと獲得することが出来ないタイトル。今年もトムス、インパルといった超強豪に立ち向かっていきトータル3勝、2度のワンツー・フィニッシュを飾る大活躍を見せたダンデライアンチーム。

まだ来季の体制は分からないが、きっと「チャンピオン候補の一角」として他チームから恐れられる存在になるだろう。

『記事:吉田 知弘』

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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