【SUPER GT】グッドスマイルレーシングが2013体制を発表、1台体制で合言葉は「王座奪還」

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今年のSUPER GT開幕まで2ヶ月を切った10日、千葉県の幕張メッセで開催されているホビーイベント「ワンダーフェスティバル2013“冬”」の会場内で、GT300クラスに参戦するグッドスマイルレーシングが今季の体制発表を行った。

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毎年、通称“ワンフェス”の会場で発表するのが例年の流れになっており、今年も会場には多くの報道陣に加え、長年チームを熱心にサポートする個人スポンサー、ファンが集まり、熱気に包まれた。また、昨年は予め2012年仕様のカラーリングが施された車両が展示されていたが、今年は発表会の中でアンベールを行う流れだったため、注目の2013年マシンはベールに包まれた状態だった。

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12時50分に発表会がスタート。早速、チーム首脳陣と今季参戦ドライバーが紹介され、ステージに登場した。2011年に悲願の初タイトルを獲得したGSR。昨年はさらなる活躍を目指し、BMW Z4の2台体制に変更。エース谷口信輝のパートナーとして片岡龍也が新加入。「必勝体制」で挑んだ。谷口/片岡組の0号車は開幕戦岡山で3位、第2戦富士(500km)で優勝を飾るなど幸先良いスタートを切ったが、GT300参戦車両の性能を均一にするためのBOP(性能調整)に苦しめられ、さらに2012年版のマシンアップデートやマシンの熟成も思うように進まず、0号車はランキング4位、番場琢/佐々木雅弘組の4号車は15位に終わった。

今季は再びタイトル獲得に向けて4号車1台のみの体制に再変更。昨年、各レースで見せ場を作ってくれた谷口と片岡のコンビを継続させ、「王座奪還」をテーマに2013年シーズンに挑む。

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そして、気になる2013年版の“初音ミク号”カラーリングが施されたBMW Z4 GT3がアンベールされた。基本的には昨年と見た目の印象は変わっていないが、キャラクターである初音ミクのデザインがリニューアルされている。

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また、フロントとリアの両ウインドウには「BMW M Performance」「BMW Finacial Sewvices」の文字が刻まれている。今年はBMW Z4 GT3を提供するドイツのBMW MotorSportが開幕戦から強力サポート。シーズン中に何度かエンジニアもチームに合流して、さらなる戦闘力アップを目指す。また、昨年はスケジュールが遅れたマシンのアップデートも、開幕までに間に合う見込み。3月初旬から2013年バージョンのテスト走行を開始していく予定だ。

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今回の体制について、チーム監督の大橋逸夫氏は「今年は早いタイミングでアップデートできるので、開幕戦までにきっちりテストしてシーズンに備えたい。まだ発表されていないチームも多いですが、今年もGT300は強敵が多いです。しかし、我々は早い段階でマシンアップデートも決まり、ドライバー等のチーム体制も決まった中で準備ができるで、それはアドバンテージがあると思っています。」と自信に満ちた表情。

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昨年、悔しいレースが多かった初音ミクBMW。エースの谷口信輝は昨シーズンを振り返り。「昨年はBOPにも苦しめられ、我々自身も良くないレースがいくつかありました。“タラレバ”ですけど、チャンピオンの可能性が全くなかったわけではないです。本当に流れが悪かったなという感じでした。このパッケージも2年目なので、しっかり“落ち度なく”やっていけば必ずチャンピオンをとれると思っています。」改めて気合いを入れていた。

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またチーム2年目となる片岡も「パッケージとしてはしっかり揃っています。昨年はアンラッキーな部分も多く悔しい思いをしましたが、その時の反省も踏まえた上で今年の準備を進めているので、特に問題はないです。今年も谷口さんと一緒に暴れたいです。」と、チームにすっかり溶け込み自信に満ちた表情を見せていた。

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最後にチームのスーパーバイザーである安藝貴範氏が応援に駆けつけたファンの前で「今年は“王座奪還”ということを宣言していますので、まずは開幕戦の岡山で、勝ちます!」と勝利を約束。今まで以上の気合いと覚悟を胸に、グッドスマイルレーシングの2013年シーズンが本格的した。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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