【F1】バルセロナ合同テスト3日目(2月21日):アロンソが最速!スーティルは8番手タイム

Pirelli
[Photo:Pirelli]

バルセロナ合同テスト3日目が現地時間の21日、カタロニア・サーキットで行われた。今季はトータルで12日間予定されているプレシーズン合同テストも半分を消化。この日もドライコンディションで行われ、各チームが積極的に周回を重ね、実際のレース距離である66周を上回るチーム・ドライバーが大半を占めた。

その中で、3日目の一番時計を記録したのがフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。前回ヘレステストは欠席し、今年のF1ドライブはバルセロナからとなったアロンソ。前日にセルジオ・ペレス(マクラーレン)が記録した1分21秒848には0.027秒届かなかったものの、この日唯一の1分21秒台を記録し存在感をアピールした。2番手には同じフェラーリエンジンを搭載するニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、3番手にはロマン・グロージャン(ロータス)がつけ、安定した速さを見せていた。

そして、この日は現在唯一シートが決まっていないフォースインディアの1枠をかけて、有力候補となっているエイドリアン・スーティルが登場。新車VJM06を駆り78周を走破。1分22秒877で8番手タイム。前回ヘレス合同テストでは同じくシート争うジュール・ビアンキが2番手タイムを記録しており、それから比べるとチーム関係者に強い印象は与えられなかったかもしれない。

明日はバルセロナ合同テスト最終日。フェラーリはアロンソに代わってフェリペ・マッサが登場予定、フォースインディアはビアンキがステアリングを握ることになっている。

『記事:吉田 知弘』

【バルセロナ合同テスト3日目(2月21日)結果】
1位:フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)1分21秒875
2位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)1分22秒160
3位:ロマン・グロージャン(ロータス)1分22秒180
4位:ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)1分22秒611
5位:パストール・マルドナード(ウィリアムズ)1分22秒675
6位:バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)1分22秒826
7位:ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分22秒840
8位:エイドリアン・スーティル(フォースインディア)1分22秒877
9位:マーク・ウェバー(レッドブル)1分23秒024
10位:ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)1分23秒024
11位:マックス・チルトン(マルシャ)1分25秒690
12位:ギド・ヴァン・デ・ガルデ(ケータハム)1分26秒177

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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