【SF】総合2番手の平川亮「今回のテスト内容を活かして開幕戦に臨みたい」

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昨日まで鈴鹿サーキットで行われていたスーパーフォーミュラ第1回公式合同テスト。そこで抜群の速さをみせ、ライバルや関係者を驚かせた平川亮(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。周囲の賞賛とは裏腹に、2番手タイムを出したセッション後の彼の表情は意外と冷静だった。

「もうちょっと体力面で不足している部分があったので、その辺がしっかり準備できていれば、もう少しタイムアップできたと思うので、少し悔しかったです。」とコメント。若干18歳ながら、好タイムに酔いしれることなく開幕戦に向けて何が足りないのかを意識している様子だった。

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ただ、今回のテストは充実した内容だったようで、「最後のアタックも新品タイヤで出て行って感触は良かったです。この2日間、天気も良く色々なことが試せました。次鈴鹿で走るのはレースウィークなので、今回のテスト内容を活かしてレースに挑みたいです。」と開幕戦に向けて意気込みを語った。

現在、スーパーフォーミュラで使用されているスウィフト社製のSF13(FN09)は導入されて今年で5シーズン目を迎える。導入初年度から参戦しているチームやドライバーにはデータが蓄積され、マシンの“クセ”も把握している。そのため、いくら他のカテゴリーで実績を積んできたドライバーでも、いきなり乗っても扱いこなすのは難しい。このテストが本格的なSF13での走行になった平川。初日も先輩たちを差し置き総合6番手タイムを記録。2日目も午後のセッション残り20分というところで、いきなり1分36秒819をマーク。モニターの一番上に「平川亮」という名前が出てきた瞬間は、メディアセンターでテストの様子を見守っていた報道陣からも驚きの声が上がった。

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最終的に、今回絶好調の小暮卓史(NAKAJIMA RACING)にタイムを更新されてしまうが、“ほぼ初めて”乗るマシンで実績ある先輩ドライバーと肩を並べる走りを披露。今年もチャンピオン争いに関わってくるであろうドライバーたちにとっては、間違いなく“厄介な”相手が一人増えた形になった。

前身のフォーミュラ・ニッポン時代の記録を見ても、参戦初年度でチャンピオンを獲得したのは1996年のラルフ・シューマッハ(元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハの実弟)のみ。もちろん、シリーズチャンピオンは簡単に獲得できるものではないが“もしかしたら・・・”と期待を抱かせてくれるテスト2日目だった。

例年以上に楽しみが増えたスーパーフォーミュラ元年。“大物ルーキー”平川亮の参戦により、今年は1戦たりとも見逃せないシーズンになることは間違いない。

『記事:吉田 知弘』

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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