F1世界選手権に続き、アメリカを中心に開催される大人気のカテゴリー「インディカー・シリーズ」の2013年が今週末開幕。現地時間の23日(土)には公式予選が行われ、昨年ランキング2位のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が1分1秒2070でポールポジションを獲得。今年はAJ・フォイト・レーシングに移籍し、開幕前のテストから好調の佐藤琢磨が2番手につけ、幸先の良いスタートを切った。
今年も開幕戦の舞台はフロリダ州のセントピーターズバーグ。市内の通りを使用した市街地コースで争われる。昨年はここで予選15位、決勝22位と苦しんだ琢磨だったが、今年は開幕前のテストから絶好調。初日のフリー走行でも5番手タイムを記録すると、予選前に行われたプラクティス3ではトップタイムを記録。いきなり上位に食い込み、開幕戦からポールポジション獲得に期待が高まった。
予選では、その期待通りファイナルステージまで進出。最後はウィル・パワーに0.3秒届かなかったものの堂々の2番手タイムを記録。ホンダエンジン勢の中ではトップとなった。
予選を終えた琢磨は「ほんの小さな差でポールポジションを逃したことはドライバーとしてはもちろん悔しいですが、今回はA.J. Foyt Racingに移籍して初めてのレースで、予選2番手という好結果を得られて、とてもハッピーです。明日のレースはフロントローからスタートできますし、自身のキャリアベスト更新となる優勝を目指して全力で戦いたいと思います」と、意気込みを語った。(コメント:HondaRacing公式Webサイトより)
注目の決勝は現地時間の24日(日)12時30分からスタートの予定。レースの模様は日本でもGAORAが放送し、24日(日)25時00分〜28時30分で生放送される予定だ。(放送時間などは変更になる場合がございます)
『記事:吉田 知弘』
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