【ビギナー観戦塾】知っておくと役立つ!スーパーフォーミュラでのドライバー見分け方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

©KANSENZYUKU

いつもビギナー観戦塾をご覧いただきありがとうございます。

いよいよ今週末は国内最高峰のフォーミュラカーレース「スーパーフォーミュラ」の開幕です!フォーミュラ・ニッポンから新しく名称変更され、新しくスーパーフォーミュラとしてスタートする今シーズン。使用するマシンは同じで参戦ドライバーも昨年と大きくは変わらず、フォーミュラ・ニッポン時代のルールを引き継いでいるものも多いため、改めて何かを覚えなければいけない事も特にありません。

しかし、F1のように2台体制で参戦しているチームは同じカラーリングになっているため、F1同様「どっちが誰か?」を見分けるのに昨年も苦労した方が多かったのではないでしょうか?ヘルメットで見分けるという方法もありますが、今年は述べ23人のドライバーが参戦予定。F1とほぼ同じ人数分のヘルメットカラーをチームとセットで正確に覚えるのも時間がかかってしまいます。

もちろん!スーパーフォーミュラにもヘルメットカラー以外で“簡単に見分ける方法”はちゃんとあります!今回は現地観戦で役立つ“スーパーフォーミュラ版”ドライバーの見分け方をご紹介していきたいと思います。

【F1同様にコックピット上部の車載カメラに注目!】
注目していただく場所は、F1と同じコックピット(運転席)上部。ちょうどオーバーテイクシステムのランプが並んでいる部分の上に角のようなものが付いています。これが車載カメラの取り付け部分になっています。
ここのカラーリングを「赤」「白」と色分けすることによって、見分けられるようになっています。2台体制のチームはカーナンバーの若い方が赤、もう一方が白。1台体制のチームは全て赤に統一されています。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU
[DOCOMO TEAM DANDELION RACING、左がNo.40伊沢拓也、右がNo.41武藤英紀]

この色分けに関しては例外がないのですし、現地でも注目して見ていただければ、すぐに判断できるようになると思います。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU
[こちらはTEAM無限。左がNo.15佐藤琢磨、右がNo.16山本尚貴]

【チーム独自で分かりやすいマーキングをしてあるところも】
このようなカメラの色分けは以前からあったのですが、フォーミュラ・ニッポンが始まった1996年から参戦し続けている名門チームも多く、彼らは独自にバックミラーやウイングなどにマーキングをして見分けやすい工夫をしています。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU

一番有名な例がNAKAJIMA RACING。現在はエースの小暮卓史のマシンに蛍光色を使用したマーキングをミラーとリアウイングの両端に施してあります。チーム監督の中嶋悟氏が現役でF1に参戦していた当時は、このようなマーキング方法が主流になっていたため、それがチームでも長年に渡って導入され続けているのでしょう。

ただし注意しなければいけないのは、上記の「カメラカラー」の定義を当てはめるとナカジマレーシングはNo.31の中嶋大祐が“赤”で、No.32の小暮卓史は“白”になっているので、その点だけご注意下さい。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU
[HP REAL RACING:No.10塚越広大、No.11中山友貴]

こうして見てみると、F1と同じで「カメラカラー」で見分けられる事さえ覚えてしまえば、あとは各チーム「どっちが赤でどっちが白なのか?」を覚えてしまえば大丈夫!さすがに開幕戦までは時間がないかもしれないので、事前にエントリーリスト等を確認してお目当てのドライバーのカメラカラーだけでも確認しておきましょう!

2013スーパーフォーミュラ第1戦エントリーリスト

【昨年も観戦していた方は要注意!今年の“よく間違えやすい”ポイント】
ここからは、特に昨年のフォーミュラ・ニッポンを欠かさず観ていたというファンの方向けのお話になりますが、この法則を知っているからこそ!今年ついつい間違えてしまいやすいチームの変更点をご紹介していきたいと思います。

<KYGNUS SUNOCO Team LeMans>
黄色と紺のカラーリングで親しまれてきたTeam KYGNUS SUNOCO。今年はTeam LeMansと共に2台体制のチームとして参戦することになり、同じカラーリングのマシンが2台登場することになりました。昨年までのイメージで「黄色と紺のマシン=デュバル!」と勘違いしてしまいそうですが、カメラカラーをよく見て、7号車か8号車かを見分けるようにしましょう。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU

ちなみに「宇宙戦艦ヤマト」が描かれているのが、7号車(赤)平川亮のマシンです。

<PETRONAS TEAM TOM’S>
昨年、中嶋一貴がチャンピオンを獲得した名門トムス。ここがベテランファンの皆さんにとっては一番ややこしいです。今年もラインナップは一貴とアンドレ・ロッテラーのコンビ(第1・7戦はロッテラーに代わりジェームス・ロシターがドライブ)です。昨年はNo.1がロッテラーでNo.2が一貴でしたが、今年はカーナンバーのみが入れ替わり、昨年と見比べるとこのようなことになります。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU
[2012年:No.1ロッテラー、No.2一貴]

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU
[2013年:No.1一貴、No.2ロッテラー]

カーナンバーが入れ替わったことによりカメラカラーも、今年は一貴が赤、ロッテラーが白になります。しかしトムスは別にフロントウイング下部に独自のマーキングを行なっているのですが、これは「一貴=蛍光緑」「ロッテラー=赤」は昨年と変わっていません!
昨年まではロッテラーの方がカメラカラーも赤だったので、「上下ともに赤がロッテラー=赤ウイングの方がNo.1」というイメージで見ていた方も多かったと思いますが、今年は違うので事前にきっちり確認しておきましょう!

©KANSENZYUKU

さらに第1・7戦に登場するジェームス・ロシターは一貴と同じ赤色系のヘルメット。遠くから見ると・・・「白いカメラカラー、赤いヘルメット、No.2=一貴!」と連想してしまいがちですが、これも今年に関しては違います。特にトムスに関しては変更している点が本当に細かい部分なので、開幕戦では混乱する方も多いかと思いますが、意識して観ているうちに慣れていくと思いますので、注意深く見分けてみて下さい。

©KANSENZYUKU ©KANSENZYUKU

いかがだったでしょうか?
意外とスーパーフォーミュラ(旧フォーミュラ・ニッポン)にも、同じチーム内でドライバーを見分けるマーキングがあったということを知らなかったという人も多いのではないかと思います。

是非、この機会に注意深くチェックしてみて下さい。きっと現地観戦を中心に役立つと思います!

『記事:吉田 知弘』

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

おすすめ記事

  1. 2017-9-17

    【2017F1日本GP】ドライバー・チームのInstagramアカウント一覧

    ドライバー、チームのInstagramアカウントをまとめてみました。 一昨年頃からドライバー、…

最近の記事

  1. 8日に決勝レースが行われた2017F1日本グランプリ。決勝日は68,000人が来場。3日間の…
  2. 鈴鹿サーキットで行なわれている2017F1日本グランプリ。昨日から降っていた雨は午前中も続い…
  3. 鈴鹿サーキットで行なわれている2017F1日本グランプリ。6日(金)のフリー走行にはあいにく…
  4. [table id=79 /]…
  5. いよいよレースウィークが開幕した。 朝早くから多くのファンが来場し、9時00分から始まった…

カテゴリー

SPECIAL SITE

*

*

*

*

ページ上部へ戻る