今シーズン、フォーミュラ・ルノー2.0ALPSに参戦する笹原右京。開幕戦バレルンガではレース1・2ともに8位入賞。4輪レースのデビュー戦で、その存在感をみせつける走りを披露した。
今週末に行われる第2戦は伝統のエンツォ・エ・ディノ・フェラーリ・サーキットが舞台。過去にもF1サンマリノGPとして開催されていたサーキット。反時計回りで複合コーナーも多く、丘陵地帯に作られたコースのため高低差も大きく、ドライバーの腕が問われるコースで、初の表彰台を目指す。
笹原はシーズン前にテスト走行のために訪れ、しっかり走り込みを行った。その時の感触こそ良くなかったものの、バレルンガでのレースから今回に向けて“克服しなければいけないこと”は明確になっているようだ。
「昨年10 月と今年3 月にかなり走り込んだサーキットです。そのときのテストでは、クルマの調整や自分の走りこそいまひとつ納得できないものでしたが、タイムだけを⾒れば意外にも上位で終えられました。しかも、バレルンガの開幕大会や今年4 月のミサノのテストでクルマの調整や自分の走りはさらに進化しているので、迎えるイモラのレースはとても楽しみというのが正直なところです。開幕大会ではルーキーの僕でも意外に通用するんだと分かりましたし、課題が明らかになったスタートも、エンジニアとデータを解析したので今度はうまくいくと思います。」
米インディでは佐藤琢磨が初優勝を飾り、欧州でも小林可夢偉(WEC)、佐藤公哉(AUTO GP)で大活躍中。17歳で海外を舞台に挑戦する笹原も、この流れに乗って第2戦での素晴らしい走りに期待したい。
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