2013年の全日本ロードレース選手権第4戦筑波ラウンドの決勝レースが1日(日)に茨城県の筑波サーキットで行われた。
前日の予選でランキング首位の秋吉耕佑(F.C.C TSR Honda)が激しく転倒。左大腿骨を骨折する大怪我を負い、決勝レースは欠場を余儀なくされた。大本命が不在となったことで大混戦が予想されたJSB1000クラス。その中でも抜群の速さを見せたのは2番グリッドの津田拓也(ヨシムラスズキレーシングチーム)だった。スタートでPPの中須賀克行(ヤマハYSPレーシングチーム)を抜きトップに浮上すると、そのままレースを引っ張っていく。中須賀も逆転のチャンスを掴むべく、序盤から津田を猛追するが8周目に突然ペースダウン。そのままピットに戻りリタイアとなってしまった。
これで後続との差に余裕が生まれ一気に楽になった津田は、そのままトップを誰にも渡すことなく30周を走り切りチェッカーフラッグ。嬉しい今季初勝利を手にした。2位には序盤から続いた混戦で競り勝った高橋巧(MuSASHi RT ハルク・プロ)が入り、3位に柳川明(TEAM GREEN)が続いた。
注目のポイントランキングは、上位にいた秋吉と中須賀が0ポイントだったため後退。代わりに今シーズンはまだ勝利がないものの、2位3回と安定したレースを見せている高橋が78ポイントでトップに浮上している。
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