【2013鈴鹿8耐】公式予選は中須賀がトップタイム!Team KAGAYAMAも順当にトップ10入り

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2日目を迎えた2013 コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース(第36回大会)。26日(金)は決勝のスターティンググリッドと、翌日に行われるトップ10トライアルの進出チームを決める公式予選が行われた。

この日も晴天に恵まれ、気温30℃と真夏日となった鈴鹿サーキット。世間的にはまだ平日ではあるのだが、1年に一度のビッグイベントが本格的に開幕したとあって、午前中から多くの8耐ファンが来場。ピットウォークも金曜日とは思えないほど多くのファンが参加し、どのピットもライダーからサインをもらうための長蛇の列ができて大盛況だった。

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そして午前11時00分から緊張の公式予選がスタート。第1・2・3ライダーがそれぞれ30分間の専有時間を利用してベストタイムを記録するセッション。ここまでテストやフリー走行で積み重ねてきて出来上がったバイクにまたがり、各ライダーとも積極的にタイムアタックを行った。午前中の予選1回目ではヨシムラスズキレーシングチームの津田拓也が2分07秒688をいきなり記録。全体トップに浮上。2位以下も0.1秒を争う混戦でF.C.C TSR Honda、MuSASHi RT ハルク・プロ、MONSTER ENERGY YAMAHA-YARTなどが順当に上位につけた。

午後の2回目になると、今度はYAMAHA-YARTの中須賀克行が速さをみせ、津田のベストタイムを0.059秒上回る2分07秒629を記録し全体トップへ浮上。その後も各ライバルが果敢に攻めていくが、中須賀のタイムを上回れず全セッションが終了。公式予選1位通過を果たした。2位には午前中の津田のタイムが採用されたヨシムラスズキ、3位には3連覇を目指すTSRが入った。

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加賀山就臣、ケビン・シュワンツ、芳賀紀行が組むTeam KAGAYAMAは芳賀が最終セッションで2分08秒台にタイムを伸ばし、2分08秒438で5位通過。ポールポジションを決めるために明日行われるトップ10トライアルへの進出権を獲得した。

この他にもゼッケン634の高橋巧が乗るMuSASHi、ゼッケン22の玉田誠が乗るHonda Team Asiaなど上位に入り、順当にトップ10トライアルに進出。今日以上に激しいタイムアタック合戦が期待できそうだ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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