2013インターナショナルポッカサッポロ1000kmはスタートして早くも1時間が経過。GT500クラスは40周を消化している。
GT500クラスはMOTUL NISMO GT-R(ロニー・クインタレッリ)が先行していたが、2位に上がったウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴)が怒涛の追い上げを展開。一気に背後に迫ると、先ほど一貴を抜いたヘアピン〜スプーンの区間で横に並びかける。しかし、相手は2年連続王者のクインタレッリ。予め仕掛けてくることは予想済みで隙を与えない。一度はチャンスを失った山本だったが、GT300の混走状態になったのを利用して再度アタック。23周目のヘアピンでアウト側から並びかけると、GT300車両に行く手を阻まれたクインタレッリをパス。ついにトップの座を奪還した。ここから山本は一気にペースを上げ後続とのリードを築きつつある。
一方、2位に下がったクインタレッリはペースダウンが止まらず、PETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴)、ZENT CERUMO SC430(平手晃平)に次々と抜かれ4位に交代。これをみてチームは29周を終えたところでピットインし柳田真孝にドライバー交代している。一方、トップの山本は30周を過ぎてもペースが落ちることなく、5秒近いリードを築いて35周終わりでフレデリック・マコヴィッキィにバトンタッチ。長距離レースに慣れているマコヴィッキィも、早速39周目に1分35秒035のファステストラップを叩き出し、2位のトムスに対し8.7秒のリードを築いている。
GT500クラス途中経過<39周終了時点>
1位ウイダーモデューロHSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ)
2位PETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴/ジェームス・ロシター)
3位ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)
4位REITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛)
5位Keeper TOM’S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ)
『記事:吉田 知弘』
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