2013年の世界耐久選手権(WEC)第4戦サンパウロ6時間耐久レースの公式予選が現地時間の31日、ブラジル・サンパウロにあるインテルラゴス・サーキットで行われた。
今回は各チーム2人のドライバーがエントリーし、それぞれのベストと2ndベストの2周(×2人分で計4周)を平均で割ったタイムで順位を決めるシステム。
F1ブラジルGPも開催されるインテルラゴスは1周4.3kmと全長が比較的短く、その分タイムも接近して0.001秒を争う激しい予選となった。その中でポールポジションを勝ち取ったのが1号車アウディR18 e-トロン クワトロ(A・ロッテラー/M・ファスラー/B・トレルイエ)。現在ランキング首位の2号車アウディR18e-トロン クワトロ(A・マクニッシュ/R・カペッロ/T・クリステンセン)に対して、わずか0.050秒競り勝ち、平均タイム1分21秒303でポールポジションを獲得した。
好調アウディ勢のライバルとなるトヨタは、今回8号車トヨタTS030(A・デビッドソン/S・ブエミ/S・サラザン)の1台体制。予選はデビッドソンとブエミが担当し、平均タイム1分21秒580でトップから0.277秒差の3位に終わった。
日本人ドライバーでは井原慶子が乗り込む45号車のモーガン・ニッサンはLMP2クラス8位(総合12位)。小林可夢偉が乗り込むAFコルセ71号車はLMGTE-Proクラス4位(総合16位)で予選を終えた。
注目の決勝レースは現地時間の9月1日12時00分(日本時間の1日深夜0時)にスタートが切られる。
『記事:吉田 知弘』
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