【SGT】2013第6戦富士:公式練習はレクサス勢を抑えREITO MOLA GT-Rがトップ

©KANSENZYUKU

ももいろクローバーZが来場するとあって盛り上がっている富士スピードウェイでは、公式練習が2時間にわたって行われた。上空は分厚い雲で覆われており、雨の心配もされたが、セッション終了までドライコンディションで行われ、途中2回の赤旗があったものの順調にセッションは終了した。

ここ富士ではウェイトハンデの差が大きくなっていることもあり、GT500クラスでは前半からENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資)やZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)などレクサス勢が上位を占める展開。混走では一時トップ4をレクサスが独占した。このままの順位で終わるかと思われたが、最後の専有走行でREITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛)が1分33秒422を叩き出した。各車も予選シミュレーションを兼ねてタイムアタックを行ったが結局誰もタイムを上回ることができず11時00分に。ももいろクローバーZの佐々木彩夏さんがチェッカーフラッグを担当しセッション終了。ホームコースで意気込むレクサス勢を抑えMOLA GT-Rがトップタイムを奪った。2位にはKeeper TOM’S SC430(伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ)、3位にはZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)とウェイトの軽いチームが入った。

©KANSENZYUKU

GT300クラスはGT3仕様の日産GT-Rが速さをみせIWASAKI OGT Racing GT-R(岩崎祐貴/イゴール・スシュコ)が1分40秒322でトップ。2位にS Road NDDP GT-R(星野一樹/佐々木大樹)、3位にマッハGoGoGo車検GT-R(玉中哲二/山下潤一郎)が入り、トップ3を独占。前回鈴鹿で優勝したSUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太)は7番手につけている。

この後、14時00分から注目の公式予選がスタート。最後のラウンドとなるGT500(Q2)の終了時には、再度ももクロがチェッカーを担当する。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


おすすめ記事

  1. 2019-2-23

    【2019F1日本GP】F1日本グランプリ 民間駐車場予約開始!

    2019年10月に開催されるF1日本グランプリの民間駐車場の予約が早くも始まった! 場所は、鈴鹿…
  2. 2019-5-12

    【2019F1日本GP】2019日本GP期間中のキャンプサイト予約受付が5月16日(木)9時からスタート

    5月19日(日)の観戦券販売開始に先立ち、レースウィーク中に利用できるキャンプサイトの予約受付が…

最近の記事

  1. ©️GTA 2024シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.3『S…
  2. SUPER GT Rd.2 富士スピードウェイ
    Rino Onodera 2024年シーズンのAUTOBACS SUPER GT Rd.2『…
  3. Rino Onodera 2024年 AUTOBACS SUPER GT Rd.1『OKAY…
  4. Rino Onodera いよいよ、2024年シーズンのSUPER GT開幕戦が4月13〜1…
  5. 画像:鈴鹿サーキット いよいよ2024年のF1日本グランプリ開催が近づいてきました。例年より…

カテゴリー

アーカイブ

SPECIAL SITE

*

*

ページ上部へ戻る