今週末のF1日本グランプリで4度目のチャンピオンに王手をかけているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。自身も大好きだと語る鈴鹿に向け、今年も日本GP特別仕様のヘルメットデザインで参戦する。
今年は日本に関する様々なものがヘルメット内に描かれており、全体的に桜をメインにしたデザイン。上部には“日の出”をイメージした日の丸が描かれているほか、よく見ると折り鶴や五重の塔など、日本ゆかりのものをイメージしたデザインになっている。
「鈴鹿サーキットは世界で最も素晴らしいサーキットの一つだし、何より熱狂的なファンが多くて大好きだ。特に誰かに偏るのではなく、どのドライバーも公平に応援してくれている姿勢が素晴らしい」と鈴鹿サーキットだけではなく、日本のF1ファンも大好きだというベッテル。水曜日に横浜の日産ギャラリーで行ったトークショーや、木曜日の鈴鹿サーキットでのサイン会でも終始笑顔が絶えることはなく、時間の許すかぎり1人でも多くのファンにサインをしようと、自ら積極的にファンサービスを行っているのが印象的だった。
ここ鈴鹿でベッテルがチャンピオンを決める条件は、自身が優勝しフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が9位以下にならなければならない。条件としては厳しいが、明日の予選、そして明後日の決勝と我々にどのような走りを見せてくれるのか?彼のヘルメットとともに注目してみてみたい。
『記事:吉田 知弘』
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