中須賀が2レース共に制し、2年連続4回目のタイトルを獲得!

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レース1同様、セカンドローからスタートした秋吉がホールショットを奪い、続いて中須賀、高橋、柳川と続いた。5周目に雨がぱらつき始めトップを行く秋吉が手を上げ急激にスピードを落とし、4台も同様に速度を落とし、集団から離れていた渡辺が一気にトップに踊り出た。

レース1の流れをそのままに中須賀がトップを奪うと、2位に4秒近い差を広げレース2も制し、年間5勝で2年連続4回目のタイトルを獲得した。

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優勝 中須賀克行(ヤマハYSPレーシングチーム)
レース2は戸惑いながらレースを進行していく形になりました。トップ走行の秋吉さんがレッドクロスで急激に速度を落として手も上げたのでどうなのかな?と思ったけど、ルール上は10周が成立周回数だと思っていたので戸惑いがありましたが、渡辺選手が”バキューン”と行ってくれたので踏ん切りがついて走りました。渡辺選手を抜いてからは淡々とタイムを刻む事ができました。最後の3周はさすがに固くなってしまいましたが最後まで自信を持って走れたので鈴鹿で一度も勝った事がなかったんですけど、ヒート1、2と制する事ができたし年間5勝で素晴らしい形でシーズンを締めくくる事ができました。チームスタッフやYSP応援団、ファンの皆さんおお陰でチャンピオンになる事ができ感謝しています。

2位 柳川明(TEAM GREEN)
雨そのものは激しい訳ではなく走れる状態だったので、途中でレースが止まってしまい、何これ?といったレースで踏ん切りをつけるのに時間がかかってしまいましたね。日本のルールだとトップが手を上げてもレース成立周回数に達していなければ関係なくて、motoGPはトップが手をあげたら中断だから、僕もトップ集団にいましたがちょっと困惑してしまいました。

3位 渡辺一馬(TEAM GREEN)
レース1と2で使うタイヤを換えて不安もあったんですが表彰台と聞いてまだ現実味が湧いていない状態ですね。レース中も必死にトップグループを追いかけている中で気づいたら急に追いついてトップに出ていた感じですね。何があったのかよくわからない状況でしたが、赤旗も出ていなかったので必死で走り続け3位だったのでよかったです。

 

矢田 靖也観戦塾代表

投稿者プロフィール

1991年に初サーキット、初F1で現地の雰囲気に感動し、一人でも多くの方に感動を味わって欲しいと1998年に観戦塾を開設。
今日に至る。。。

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