【F1】ミハエル・シューマッハ、スキーで事故に遭い意識不明の重体

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 2013年も年末となった30日、信じられないニュースがヨーロッパから飛び込んできた。フランス・アルプスでスキーを楽しんでいた元F1ドライバーのミハエル・シューマッハ(44歳)が、スキー中に転倒。ゲレンデ脇にあった岩に頭部を強打するという事故が発生した。

 ドイツでの報道によると、その後すぐにヘリコプターで病院に搬送され、緊急処置が行われているとのこと。当初の報道では、彼はヘルメットを被っており、意識はあると伝えられた。しかし、時間が経つにつれ詳細が明らかになり、意識不明の昏睡状態にあることが分かった。現在はグルノーブルにある病院で医師による懸命な治療が続けられているが、危険な状態にあるとのこと。

 シューマッハは1991年にF1デビューし、94年にはベネトン・フォードで初のワールドチャンピオンを獲得。その後フェラーリに移籍して常勝軍団を築き上げ、過去最多7度のチャンピオンを獲得し、91勝という最多勝記録も未だ破られていない。

 年が明けた1月3日には、45回目の誕生日を控えているだけに、一刻も早い回復を願いたい。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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