【F1】レッドブル・レーシングが満を持して新車「RB10」をお披露目。新規定ノーズも柔軟に対応

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 新シーズンに向けて各チームが新車のお披露目を行う中、ついにチャンピオンチームも新車のお披露目する時がやってきた。レッドブル・レーシングは28日、ヘレスサーキットで新車「RB10」を発表した。

 メルセデス同様、テストセッション開始前にチームのガレージ前にマシンが用意され、4年連続王者のセバスチャン・ベッテルと新加入したダニエル・リカルドの手によりアンヴェール。集まった報道陣に2014年のレッドブルF1マシンが公開された。

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 全体的に細かなエアロパーツを装着せずにすっきりとしたデザイン。気になるフロントノーズは、規定により低くはなっているものの、昨年同様にノーズ形状を保っている。また基準面から185mmの高さ規定を満たすための突起部分(アリクイノーズ)を採用しているが、ここをガーボンカラー(黒)にすることによって、一見は昨年までと同じようなマシンに見えるような工夫が施されている。また心臓部はルノーのパワーユニットが今年も採用される。

 史上最年少で4年連続チャンピオンを成し遂げ今年は5連覇に挑むベッテルだが、大幅なレギュレーション変更によりマシンも昨年とは全く別物になっているなど不確定要素がたくさんある。早速、テスト初日を担当予定だが、いきなりどんなタイムを叩き出してくれるのか注目だ。

 そのパートナーとして引退したマーク・ウェバーの後任を引き継いだのが、同じオーストラリア出身のダニエル・リカルド。昨年まではトロ・ロッソでレース経験を積み、そこでの活躍が評価されて今年はトップチームへ。まだ表彰台獲得の経験はないが、上位争いに絡む速さを持っていることは確か。ベッテルのサポート役として、そして行く行くはライバルとしてどんな走りをみせるか、期待したい。

 チームとしても5連覇がかかっている今シーズン。現在のF1では誰も止められない存在になり始めている最強チームが、いよいよ本格始動する。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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