【F1】2014ヘレステスト2日目:バトンが最速タイムを記録。王者レッドブル勢はトラブル続き

©Pirelli
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 2日目を迎えたヘレス合同テスト。前夜に雨が降ったということもあり、急きょ予定を変更してセッション前に散水車が出動。ウエットコンディションにして、雨用タイヤのテストが行われた。

 前日はシステムチェックがメインだったチームも、2日目から少しずつ走り込みをはじめ、このヘレスでは唯一となるウエット路面でのデータ収集も行った。午後のセッションでは、路面もドライに戻りペースアップ。キミ・ライコネン(フェラーリ)がこの日も速さをみせ1分24秒812でトップに立っていたが、セッション終盤にジェンソン・バトン(マクラーレン)が0.7秒上回る1分24秒165を記録。2日目はマクラーレンがトップでチェッカーフラッグが出された。

 2位はライコネンがそのまま入り、3位にはメルセデスのパワーユニットを積むバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が入った。昨日、テスト開始早々にウイングのトラブルで大クラッシュを喫してしまったメルセデスAMG勢は、ニコ・ロスベルグが2日目を担当。どのチームよりも多い97周を走破し4番手タイムを記録した。

 フェラーリ、マクラーレン、メルセデスAMGらが順調に周回を重ねていく中で、王者レッドブル・レーシングはルノーのパワーユニット関係にトラブルに苦しめられている。2日目もバッテリーのトラブルに見舞われ、2日目も走行を担当したセバスチャン・ベッテルはわずか8周しか消化することができず、タイムも1分38秒320と計測したチームの中では最下位。なお明日(30日)からダニエル・リカルドがテストを担当するため、現チャンピオンはヘレステストでわずか11周しか新車で走ることが出来なかった。

 また同じルノー・パワーユニット勢のトロ・ロッソは1周もできず終了。ケータハムはマーカス・エリクソンがステアリングを握り11周のみの走行に留まり、タイムも1分37秒975と本調子になれないまま2日目を終えてしまった。

【ヘレステスト2日目(結果)】
1位:ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分24秒165
2位:キミ・ライコネン(フェラーリ)1分24秒812
3位:バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分25秒344
4位:ニコ・ロスベルグ(メルセデスAMG)1分25秒588
5位:セルジオ・ペレス(Fインディア)1分28秒376
6位:エステバン・グティエレス(ザウバー)1分33秒270
7位:マーカス・エリクソン(ケータハム)1分37秒975
8位:セバスチャン・ベッテル(レッドブル)1分38秒320

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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