【SF】2014第1戦(鈴鹿2&4レース):ヒトコマ集(土曜日編)国内トップカテゴリー開幕!

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4月12・13日に三重県の鈴鹿サーキットで行われた全日本選手権スーパーフォーミュラの第1戦『鈴鹿2&4レース』。今年はマシン・エンジンが新しくなり、元F1ドライバーの参戦もあったり、で決勝日は28,000人(2日間トータル51,000人)が来場。大盛況のレースウィークとなりました。

今回も現地での様子を多くの写真とともに振り返っていく「ヒトコマ集」を掲載していきます。鈴鹿でレース観戦を楽しんだ人も、残念ながら今回は自宅での観戦になった人も、是非こちらをご覧いただいて“鈴鹿2&4レース”に行った気分になってみてください。まずは12日(土)の予選日編から!

【4月12日(土) 予選日】
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晴天に恵まれた鈴鹿サーキット。鈴鹿2&4レースのみならず、ここで開催されるビッグレースでは開門前から多くのファンがゲート前に集結。「まだかな~、まだかな~」というワクワクしている人たちの気持ちがこちらにも伝わってきます。最近では開門時に鈴鹿サーキット独特のファンファーレが鳴り、シグナル音でカウントダウンしてゲートオープンになるという演出もあるので、まだ体験したことがない方は、是非一度ゲートオープンから参加してみましょう!

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今年も「Enjoy Honda」が併催され、GPスクエアはイベントモード一色!巨大ASIMOがいたり、往年のホンダF1マシンの展示があったりと内容盛りだくさん!今回は2013東京モーターショーで公開されたホンダS660コンセプトも特別展示され、注目を集めていましたね。

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Enjoy Hondaといえば!よく見かけるのがトライアルバイクによるデモンストレーション。ツインリンクもてぎ(栃木県)のように、実際のトライアルコースがないため、GPスクエア内に障害物を置いての“再現”になりますが、今回も迫力満点のパフォーマンスに、あっという間にギャラリーが集まって大人気でした!

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レーシングシアターへつながる坂道には、毎年F1日本グランプリでファンに大人気の「ドライバー等身大パネル」2014年仕様が登場!新人ドライバーや移籍したドライバーもちゃんと対応済みでした!

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ということは・・・小林可夢偉選手もケータハムのレーシングスーツ姿で登場!(パネルですが・・・)さらに、ケータハムのF1マシンも展示されており、通りかかったファンは写真撮影をしていました。レーシングシアターのエントランス前にはお子様限定でF1マシン乗車体験も賑わっていましたね。

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午前中はスーパーフォーミュラのフリー走行に加え2輪の国内最高峰クラスJSB1000の公式予選も行われました。今年から新登場したSF14はF1を超えるコーナリングスピードを発揮、JSB1000は時速300kmを超える勢いのストレートスピードを記録するなど今年も2輪・4輪の国内最高峰クラスの共演にファンも魅了されっぱなし!

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午前中のセッションが終わると報道陣向けに2014鈴鹿8時間耐久ロードレースの記者発表会が行われました。今年で37回目の開催。すでにカワサキの参戦やヨシムラスズキが2台体制となり、ケビン・シュワンツの8耐再挑戦も決定。さらに毎年鈴鹿を沸かせてくれるエヴァンゲリオンレーシングの参戦も明らかになっているなど、話題満載!今年はSUPER GT(SUGO戦)と日程が重なっていないため、4輪ファンも是非観に行ってほしい1戦です!

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記者発表会が行われている頃、1階では恒例のピットウォークがスタート!2輪・4輪ともに各ピット大人気。普段は日曜日のみ登場するというケースが多いスーパーフォーミュラのレースクイーンですが、今回は土曜日からピット前に登場しているチームも。こちらも2014年の開幕戦で新コスチューム等も初お披露目。ファンの視線を集めていました。

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各ドライバーも忙しい時間の中、ピット前に出てサイン会!昨年のSFチャンピオン山本尚貴選手にサインをもらおうと多くのファンが集まっていました。みんな注目しているなぁという印象。山本選手も時間いっぱいファンにサイン。そこに書くナンバーは、もちろん「#1」でした!(当たり前か…)

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ピットウォークの後は、お待ちかねのスーパーフォーミュラ公式予選!テストから絶好調だったトムス勢がここでも圧倒的な速さを発揮。アンドレ・ロッテラー選手がQ2で1分36秒996(確か1990年F1日本GPのアイルトン・セナのPPタイムと完全同タイム)でコースレコードを更新!Q3では36秒入りとはいきませんでしたが、ポールポジションを獲得しました!

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予選が終わってもGPスクエアでは様々なイベントが行われ、コース上でもサポートレースなどが白熱。国内レース恒例であり、子どもたちにとっては一番待ち遠しいイベント「キッズピットウォーク」は、なんと17時すぎからスタート!それでも多くの子どもたちが参加してくれ、たくさんの笑顔が見られました。そんな中、TEAM無限のピットを見てみると・・・山本尚貴選手の座をひそかに狙う小さな第3ドライバーを発見!なんと、参加しているキッズたちにサインをしている!これは、、、シーズン後半に何か出番があるのか??今後に期待です(笑)

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そのキッズピットウォーク開始直前にこんなシーンが。テストから不調が続くホンダ陣営を引っ張る山本尚貴選手に、昨年のJSB1000王者の中須賀克行選手が声をかけ、わずかな時間ですが談笑。2人は公式プログラムでの対談記事や、3月末に行われたモーターサイクルショーでもトークショーで共演などもあり、サーキットでも見かければ自然と声をかけて話をする仲に。「厳しいっすね」と落ち込み気味の山本選手に何とか力になろうと話を聞く中須賀選手。2輪と4輪のチャンピオンがこうして交流するシーンはあまり見たことがなかったので、今でも記憶に残っている瞬間でした。

こうして、12日(土)予選日が終了。こうやって振り返ってみると、この1日だけでお腹いっぱいになれるほど内容盛りだくさんでしたね!!

いかがだったでしょうか?次回は13日(日)決勝日のヒトコマ集をお送りします。次も内容盛りだくさんですので、お楽しみに!

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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