【ビギナー観戦塾】2014スーパーフォーミュラ第3戦富士:現地観戦を2倍・3倍楽しむポイント紹介!

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いつも観戦塾をご覧いただきありがとうございます。

今週末は、2ヶ月ぶりにスーパーフォーミュラの開催です!今回も舞台は静岡県の富士スピードウェイ。

台風8号の動きが気になりますが、、、

首都圏から近いサーキットでの開催ということで、観戦を予定している方や「ちょっと観に行ってみようかな?」と考えている方も多いのではないでしょうか?

ただ「初めてサーキットに行くから、何をどうして良いのか分からない…」と、心配していらっしゃる方も少なくないはず。でも、そんなに身構える必要は全くありません!

今回も、特に初めてサーキットに行く方を対象にスーパーフォーミュラを2倍・3倍現地で楽しむポイントをご紹介していこうと思います。

※台風8号接近に伴い、レーススケジュール・イベント等が変更・中止になる場合もございます。もし変更があった場合の詳細はスーパーフォーミュラ公式サイト富士スピードウェイ公式サイトで発表されると思いますので、そちらをご覧ください。この記事は「予定通り開催される」ことを前提とした内容で、掲載させていただきます。

【熱中症対策を忘れずに!!】
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今回は夏の強い日差しが照りつける中での観戦となります。もちろん、暑いのですがサーキットは一部の観戦エリアを除き屋根がないため熱中症などの対策はしっかりと行わなければいけません。

初めてサーキットに行くという方も、何度も行き慣れているという方も、しっかりとした準備を忘れずにしましょう!

熱中症対策の詳しい記事はこちら

【第2戦富士を観戦した人は、別のコーナーへ行ってみるのもアリ!】
今年は変則的なスケジュールで、第2・3戦が同じ富士スピードウェイでの開催です。なので、5月の第2戦も来て、また今週末も!と考えている人もいらっしゃるでしょう。せっかくなので、この前観戦したエリアとは別のところへ行ってみるというのも、また新しい楽しみ方を発見するチャンスです。

特に今回は通常の1ピット有のレースなので、展開を把握したい人は大型ビジョンがあるグランドスタンドで観るのも良いでしょうし、この前はグランドスタンドで観たから、今度はコーナーへ足を伸ばしてみるという考え方もアリだと思います。

【1コーナースタンドで時速300kmでの追い抜きバトルを間近で観戦!】
SUPER GTでは観戦券とは別に有料となる1コーナースタンド。実はスーパーフォーミュラでは無料(観戦券があればOK!)で開放されるのです!

スタート直後、19台のマシンがなだれ込んでくるシーンだけでなく、白熱の追い抜きバトルも繰り広げられるポイント!グランドスタンド裏のイベント広場からだと、歩いて約5~10分(片道)と、少し時間はかかりますが、一度は観戦してみる価値があるエリアです。

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さらに1コーナーは時速300kmからフルブレーキングで減速するので、今年からカーボン製になったブレーキディスクが真っ赤になるシーンも実際に観られます。ちょっと“ツウ”な楽しみ方ですが、普段はテレビや写真でしか観る機会がなかっただと思いますので、是非興味があったら1コーナースタンドへ!

【今回は富士スピードウェイにASIMOが登場?その他、見逃せないイベントも満載!】
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舞台となる富士スピードウェイは、トヨタのお膝元として知られていますが、今週末に関しては珍しく(?)ホンダ一色になります。今回は全国各地でホンダが主催しているイベント「Enjoy Honda」との併催になるため、イベント広場には巨大ASIMOが登場したりホンダのクルマやバイクがズラリ!様々なイベントが用意されていて、レース以外の時間も楽しむことができます!

ドライバーのトークショーやサイン会、さらに普段は体験できないイベントまで超盛りだくさん!
詳細はこちら(Enjoy Honda公式サイト)でチェックしてみてください!

<ピットウォーク&キッズピットウォークは今回も開催>
毎回大人気のピットウォークとお子様連れのファミリーを対象としたキッズピットウォークは、もちろん今回も開催。
お目当てのドライバーからサインがもらえるチャンスですし、マシンも間近で見ることができます。さらに今回も各チームが様々なグッズを用意しているので、今回も必見!

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観戦券とは別にピットウォーク券が必要になりますが、どちらか1日は参加しておきたいイベントですね!

<SFテクノロジー・ラボラトリー>
第2戦同様にスーパーフォーミュラの実車を使って、メカニズムなどを分かりやすく解説してくれる「SFテクノロジー・ラボラトリー トークショー」が今回も行われます。ちょうどお昼休みや夕方など少し時間が空くようなタイミングでの開催ですので、興味がある方は是非参加してみてください!

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テクノロジー・ラボラトリーの詳細記事

【GT AsiaにN-ONEワンメイクなど、サポートレースにも注目!】
今週末はスーパーフォーミュラ以外にもサポートレースとして様々なカテゴリーのレースが開催されます。SF直下のカテゴリーである全日本F3選手権は、早くも第8・9戦に突入。未来の国内トップドライバーを目指す若手たちがしのぎを削るバトルから目が離せません。

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さらに5月末にオートポリスでも開催されたGT Asiaシリーズも第5・6戦が開催されます。SGTのGT300クラスでお馴染みのアウディR8やアストンマーティン、マクラーレンMP4-12Cなど、GT3カーが多数参戦。さらにSGTとは違い60分の耐久レースを2レース行う方式で、途中のドライバー交替も決められた時間帯の中で行わなければいけないなど、ルールも異なりますし、その分観始めると結構面白くて、ハマっちゃうレースです。こちらもお見逃しなく!

そして、今年から新たに始まる「N-ONE OWNERS CUP」の開幕戦が行われます。現在、市販車で大人気の「ホンダN-ONE」を使ったワンメイクレース。基本的に市販車ベースですのでスピードは高くないですが、普段の街中で見慣れているN-ONE同士によるレースは、親近感もわくと思います。

こちらも、お時間があれば是非チェックしてみてください!

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いかがだったでしょうか?
台風8号接近に伴い、予定通り開催されるかが少し心配ですが、できれば晴天のもとで素晴らしいバトルが観られればいいですね!

サーキットにいらっしゃる際は、台風の影響も少なからずある可能性もありますので、十分に気をつけて来てくださいね。そして、何度も繰り返しますが・・・熱中症対策は絶対に忘れずに!

それでは、良い週末を!!

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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