【SF】2014第6戦SUGO:金曜専有走行はデュバルが最速、小暮が2位に続く

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2014年の全日本選手戦スーパーフォーミュラは早くも終盤戦に突入。シリーズ第6戦がスポーツランドSUGOで今週末の27・28日に行なわれる。

 明日からの走行に先立ち、今回も専有走行が1時間設けられ各チーム・ドライバーが新車SF14では初めてとなるSUGOを走行。途中ナレイン・カーティケヤン(No.20 Lenovo TEAM IMPUL)がSPコーナーでクラッシュし赤旗中断があったが、それ以外はスムーズに進行し1時間のセッションを終えた。

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 今回から国内トップフォーミュラでの参戦経験がある道上龍が立ち上げた新チーム「ドラゴコルセ」が参戦。GP2で活躍中の伊沢拓也が帰国し、第6・7戦を戦う。15時50分のグリーンシグナルとともにコースイン。13周を走行し1分08秒218がベストタイムで18位となった。

 トップタイムを記録したのはロイック・デュバル(No.8 KYGNUS SUNOCO TeamLeMans)。ここSUGOで参戦するフォーミュラのレースでは全てで表彰台を獲得しており、今回も1分06秒542で他を圧倒した。

 2位には小暮卓史(No.32 NAKAJIMA RACING)が1分06秒666で食い込んだ。今シーズンは苦戦が続いていたが、トクイとしているSUGOで何か復活のきっかけを掴んだ模様。3位にはランキング2位のアンドレ・ロッテラー(No.36 PETRONAS TEAM TOM’S)が入っている。

 前回からホンダ勢が上位に顔を出すようになり始めたが、今回も小暮だけでなく4位以降は中山友貴(No.2 TEAM無限)、山本尚貴(No.1 TEAM無限)、ヴィタントニオ・リウッツィ(No.11 HP REAL RACING)、武藤英紀(No.41 DOCOMO TEAM DANDELON RACING)とホンダエンジンを使うマシンが上位を占める結果に。本格的なレースセッションは明日からとなるが、幸先の良いスタートを切った。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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