2014年のF1日本グランプリ。昨日以上の晴天に恵まれた鈴鹿サーキットに48,000人が来場し、GPスクエアを中心にサーキット全体で盛り上がりをみせていた。
世間的には今日から休みという人が多く、朝8時のゲートオープンでは前日並みの列ができた。GPスクエアでは2015年からのホンダ復帰に向けてのPRブースが設置され、往年のマクラーレン・ホンダ3台が展示され、当時を知るファンもそうでないファンも、足を止めて写真撮影をしていた。
今日はフリー走行が11時からと遅めだったが、朝早くからサーキットの入り口周辺には熱心なファンがドライバーの入り待ちをし、お目当てのドライバーが通るたびに手を振って見送っていた。
また明日のデモランに登場予定の佐藤琢磨も来場しており、トークショーを開催。彼の影響でF1を観始めたというファンも多く、GPスクエアのオフィシャルステージには1000人近いファンが集まり大盛況となった。その後、琢磨は決勝前のデモランで乗り込む予定のマクラーレン・ホンダMP4/4のシート合わせにも登場。憧れであり彼がF1を目指すきっかけでもあるアイルトン・セナが乗っていたマシンとあって、終始笑顔だった。
予選終了後にはレッドブルのトークショーが開催され、セバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドが登場。ちょうど直前にチーム離脱を発表したベッテルだが、そのことは特に話さず終始笑顔「鈴鹿は本当に熱心なファンが多くて、ホテルを出る時から出迎えてくれるし、コースを走っている時でも全員を応援してくれる。本当にうれしいよ。」と語っていた。
また夕方には、明日のデモランで使用予定のマシンを使ってのエンジン始動パフォーマンスが行われた。現行と同じ1.6リッターターボエンジンだが今と異なりパワー重視のターボだったため、もちろんサウンドも大きく違う。その迫力に集まったファンは驚いた様子だった。
10月2日(木)に開幕した日本GPレースウィークも、いよいよ明日が決勝日。台風の影響が心配されるが、無事にレースが行なわれ、白熱したバトルが展開されることを期待したい。
『記事:吉田 知弘』
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