台風接近に伴い、悪天候に見舞われたF1日本グランプリはイベントスケジュールも変更。予定されていたF1マシンのデモランは雨のため中止となってしまった。
ファンにとっては残念なけっていとなってしまったが、代わりに佐藤琢磨とナイジェル・マンセルがグランドスタンド前に登場しトークショーを行なった。決勝レースを前に恒例のドライバーズパレードが行われた。
ここ鈴鹿では昔からクラッシュカーを使ってパレードをする形式が取られていたが、雨の場合は大切に保存されている車両に影響が出る可能性もあり、中止になるのではないかと言われていた。
現地は朝から雨が降り続いており、さすがにドライバーズパレードは厳しいのではないかと思われたが、決行されることになった。日本GP決勝日が雨になるのは1995年以来のこと。ドライバーたちは傘をさしながら各車両に乗り込み、コースに出発。この悪天候の中集まってくれたファンに手を振って応えた。
一番最初に登場した小林可夢偉(ケータハム)は、今年も2コーナーの小林可夢偉応援席でクルマを止めると、その場に用意されていたマイクを使って応援席のファンに話しかけ、この悪天候にも関わらず集まってくれたことに感謝の挨拶。また1周回ってきた最終コーナーでも、F1公式映像からインタビューを受け、元気な声をサーキットに響き渡らせた。
いよいよ、15時00分から決勝がスタート。ウエットコンディションの中、一体どんなレースになるのか?楽しみであると同時に、現地にいる方は十分体を温めてレースを観戦していただきたい。
『記事:吉田 知弘』
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