レッドブル・レーシングは1日、ホームページ上で2015年仕様の新車「RB11」を公開した。
公開されたマシンは、なんと昨年までとは異なり白と黒の細かな模様でデザインされたカモフラージュ仕様のカラーリング。これはエアロパーツの形状などをライバルにチェックされにくくするためと思われる。
昨年は大幅に変更されたレギュレーションに苦戦し、メルセデス勢に完敗を喫した強豪レッドブル。王座奪還のために、プレシーズンテストが始まる直前までマシン設計や開発に時間が割かれた様子で、昨年のようにヘレスのガレージ前でアンベールなどお披露目会は一切なかった。
ドライバーズラインナップも大幅に変更。何と言ってもチーム躍進の原動力となったセバスチャン・ベッテルが離脱。ダニエル・リカルドに加えダニール・クビアトが加入。レッドブルの育成プロジェクトで育った若い2人が打倒メルセデスに挑むことになる。
まだまだ経験豊富と言える2人ではないが、リカルドは昨年レッドブル入りして初優勝を含む3勝をマーク。クビアトもデビューイヤーながら予選Q3に食い込むなど、要所要所で光る走りが目立った。
1日から始まっているプレシーズンテストの出来次第では、メルセデスを脅かす存在になることは間違いなさそうだ。
『記事:吉田 知弘』
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。