【WEC】トヨタ・レーシング、小林可夢偉をリザーブドライバーに起用

©TOYOTA
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 FIA世界耐久選手権(WEC)に参戦するトヨタ・レーシングは26日、プレスリリースを発表し2015年使用のTS040 HYBRIDを発表。同時に今季の参戦体制の詳細についても明らかにし、小林可夢偉がリザーブドライバーに就任することが発表された。

 昨年、ドライバーズとマニュファクチャラーズの2冠を獲得したトヨタ。今年はドライバーズラインナップを一部変更し、1号車にはドライバーズタイトルを獲得したアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミに加え中嶋一貴が加入。2号車にはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザンのレギュラー組に昨年までリザーブを務めていたマイク・コンウェイが昇格。これにより空席となったリザーブ枠に可夢偉が収まることになった。

 2009年のブラジルGP、アブダビGPに同じTMGを拠点に活動していたトヨタF1チームから参戦した可夢偉。6年ぶりにTMG主導のチームで活動することになる。

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[小林可夢偉]

 可夢偉はリリースで「トヨタチームに戻れて喜んでいますし、チームと共に戦えるチャンスを与えられたことに感謝しています。チームスタッフの多くが、私がトヨタF1で戦っていた時を良く知っているメンバーなので、我が家に帰って来たような気分です。すでにTS040 HYBRIDでのテストは行っていますが、最新のハイブリッド技術には感銘を受けました。チームにとって今年も重要な年となりますが、チームスタッフ全員との強力な協力体制を築いて、TS040 HYBRIDの開発に貢献出来ることを楽しみにしています」とコメント。

 なお現段階ではテスト兼リザーブドライバーとなっており、レースに参戦する予定は現段階ではない模様だ。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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