【2015鈴鹿8耐】今年は国内4メーカーが強力ラインナップで激突!第38回大会の概要が発表

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 お台場にある東京ビッグサイトで27日、2015年のコカ・コーラ ゼロ 鈴鹿8時間耐久ロードレースの第38回大会の概要発表会が行われた。

 例年は鈴鹿サーキットで4月に開催される鈴鹿2&4レースの期間中に記者発表会が行なわれていたが、今年は東京モーターサイクルショー内で発表。会場には多くの報道陣、関係者をはじめ、サイクルショーに来場した多数のバイクファンもステージを囲み、発表の様子を観覧した。

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 冒頭でモビリティランドの曽田浩社長は「1978年の第1回大会以来、これまで37年の歴史を重ねてきました。中でも日本中がバイクブームに沸いた1980年代は、鈴鹿8耐で勝利するために国内の各メーカーが海外のトップライダーを擁し、メーカーのプライドをかけた熱い戦いが繰り広げられ、多くのバイクファンで8耐も盛り上がりました。昨年、カワサキ様が13年ぶりにワークス参戦を果たしてくれました。今年はヤマハ様がファクトリーチームによる8耐ワークス参戦を果たしてくれました。さらに今日この場でホンダ陣営からも大きな発表があります。このような各メーカーの積極的な参画により、鈴鹿8耐が当時の熱気を取り戻すことが出来るよう、私たちも引き続き力を入れてまいります」と挨拶。

 その大きな発表は、なんと元MotoGPチャンピオンのケーシー・ストーナーが参戦するというもの。チャンピオンチームであるMuSASHi RT HARC-PROから高橋巧、マイケル・ファン・デル・マークとともにチームの3連覇を目指すことになる。ステージに登場したハルク・プロの本田重樹監督からストーナー参戦が公表されると、会場からは拍手が沸き起こった。

 本田監督は「ケーシーが入ることによって今までのMuSASHi RT HARC-PROのイメージとは違ったレーススタイルをお見せ出来るのではないかと思います。今年も手強いライバルがたくさんいますが、ディフェンディングチャンピオンとしてふさわしいレースをしたいと思っています」とコメント。エースである高橋も「一緒に走るのが今から楽しみ。今年もこうして良い体制で走らせてもらえるので3連覇目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 これに対抗するライバルも、今年の8耐優勝に向け気合十分。昨年はトップ快走中で転倒と悔しいレースと鳴ったF.C.C. TSR Hondaは、新たに注目の若手ライダーであるジョシュ・フックを起用。全日本ロードレース選手権にも参戦し、主に日本に滞在する時間を多くして8耐に向けて調整を進めていくことになる。藤井正和監督は「今年もそうですが8耐は挑戦しがいのあるレース。今年はジョシュをプロヂュースして8耐に向けて準備をしていきたいと思っています。そして注目のライバルは何としてもやっつけたいなと思っています」と、早くもストーナー擁するハルク・プロを意識している様子。

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 復帰2年目となるTeamGreen。すでに柳川明と渡辺一樹の起用は内定しているが、注目は3人目のライダー。8耐も優勝経験のあるジョナサン・レイが今年カワサキに移籍。そのままTeamGreenから参戦するのではとも噂されているが、カワサキ・モータースジャパンの清水泰博氏は「今日の発表を期待されていたかと思いますが、現在第3ライダーについては調整中です。申し訳ありませんがもう少々お待ちください」と、注目の発表は先送りに。昨年は久しぶりの8耐に翻弄されてしまったが、そこでの経験を生かし今年は確実に優勝候補の一角となってくるだろう。

 第1回大会の勝者であるヨシムラ・スズキ。今期体制の詳細は明らかになっていないが加藤陽平監督は「ここ2年は2位表彰台だが、トップと戦うチャンスがなかった。今年はトップとしっかり戦えるレース運びを目指したい」とコメント。昨年は2台体制で話題を集めたが、今年はどんな体制になるのか楽しみなところ。そして毎年サプライズ発表が多いTAEM KAGAYAMAのチームオーナー兼ライダーの加賀山就臣も「ストーナーほどの話題性はないかもしれないが、面白いパッケージで今年もレースに臨みたい」と、何かを企んでいる様子。

 また会場に監督・ライダーの出席はなかったが、ヤマハも今年は体制を大幅変更。ファクトリーチームを擁しワークス体制での参戦を既に発表している。どのチーム・ライダーからも「打倒ケーシー・ストーナー」という雰囲気が伝わり、例年になくハイレベルな争いが期待できそう。

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 注目の2015鈴鹿8耐は7月23〜26日に三重県の鈴鹿サーキットで開催。チケットは5月10日から発売が開始される。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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