【SF】2015第1戦鈴鹿:スタートで抜け出たロッテラーが優勝、トムス勢が大逆転のワン・ツーフィニッシュ!

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©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 2015年の全日本選手権スーパーフォーミュラ開幕戦鈴鹿の決勝レースが19日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。

 朝から雨模様となっていた鈴鹿サーキット。フリー走行はウエットコンディションだったが、お昼前から太陽も顔を出しドライコンディションで決勝が始まった。

 ポールポジションは山本尚貴(TEAM無限)、2番手にナレイン・カーティケヤン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だったが、スタートではPETRONAS TEAM TOM’Sの2台が抜群のスタートをみせ、アンドレ・ロッテラー、中嶋一貴の順で1コーナーを通過する。

 ダッシュが思うように効かず4番手に落ちた山本だったが、すぐに石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)をパスし3位浮上。前を行く一貴と1秒以内の緊迫した接近戦を繰り広げる。予選では抜群のパフォーマンスをみせた山本だったが、レースペースではしっかり速さをみせるチャンピオンチームに抜くチャンスを見いだせず、前半はプレッシャーの掛け合いとなった。

 レース中盤の28周終わりでピットイン。トムスが完璧な作業をみせ13.8秒で送り出す。これを見て山本はプッシュ開始。オーバーテイクボタンを使ってタイムを稼ぎ29周終わりでピットに滑りこむ。しかし若干タイヤ交換に手間取ってしまい15.5秒。タッチの差で逆転はならなかった。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 この間にもトップを走るロッテラーは後続におよそ5秒の差をつけ30周目にピットイン。ここでもトムスがノーミスで送りだし、13.6秒の作業時間でコースに復帰する。

 後半もロッテラーが逃げ、2位争いが白熱する展開に。山本はなんとしても一貴を攻め落とそうとプッシュするが、後半セクターでの速さを武器に一貴も着実な走行を披露。

 このままの順位でチェッカーかと思われたが、ファイナルラップに入ったところで山本のマシンから異音が発生。ダンロップを抜けたところで白煙を上げまさかのストップ。残り半周という、まさかの出来事だった。

©T.Yoshita/KANSENZYUKU ©T.Yoshita/KANSENZYUKU

 結局、終盤は独走状態となったロッテラーがそのまま優勝。通算22勝目を挙げた。2位には一貴が入りワン・ツーフィニッシュ。3位には山本のストップにより繰り上がったカーティケヤンが入った。

 予選では昨年まであった圧倒的な速さがなく今回は苦戦が強いられるかと思われたが、フタをあけてみれば昨年チャンピオン争いをした2人がトップ2を占める結果となった。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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