2015年のSUPER GT第2戦富士の公式予選が2日、富士スピードウェイで行われ、No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(佐々木孝太/中山雄一/嵯峨宏紀)がポールポジションを獲得した。
晴天に恵まれたサーキットには、各コーナーともに多くのファンが集まりゴールデンウィークならではの賑やかな雰囲気に。その中でGT300予選は同様に激しいものになった。
まず上位13台に絞り込まれる予選Q1。ここで速さをみせたのがNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一)だった。前回岡山で優勝し40kgのウェイトハンデを積んでいるにも関わらず1分36秒519という驚異的なタイムをマーク。2位以下に1秒の大差をつけ、さらにコースレコードも更新して次の佐々木孝太にバトンを渡した。
続くQ2。プリウスが有利かと思われたがGT-R GT3勢。メルセデスSLS勢が応戦。まずはNo.11 GAINER TANAX SLS(平中克幸)が1分37秒318を記録し暫定トップに立つが、プリウスを駆る佐々木孝太が1分37秒251で更新。しかし、そこにNo.10 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート)、No.3 B-MAX NDDP GT-R(高星明誠)がタイムを更新しトップが目まぐるしく入れ替わる。ここ富士を得意とするGT-R GT3勢がポールかと思われたが、連続アタックをしていた佐々木が1分36秒952を叩き出し再逆転。一方抜かれた高星もセクタータイムでは肉薄したが、わずか0.076秒届かずチェッカーフラッグ。40kgを積んいるにも関わらずプリウスがポールポジションを獲得。佐々木はGT300での通算PP記録を13回に伸ばした。
ここ富士ではポールポジションや優勝など愛称が良いプリウス。これに対し、FIA GT3勢がどのように対抗していくか、明日の決勝レースはGT300クラスも目が離せない。
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