2015シーズンは活躍の場をSUPER GTに移しているヘイキ・コバライネン。これまで参戦してきたF1やWEC異なる日本を中心としたシリーズへの参戦だが、新天地での今季に本人もすごく気に入っているようだ。そんなコバライネンが現在F1に参戦中のジェンソン・バトンにSUPER GTに乗ってみてはどうか?とTwitterで勧めていことが分かった。
投稿されたのは第2戦富士前の4月末。ちょうどバトンがロンドンマラソンに参加し、その健闘を讃えるやり取り中にバトンが「今週末のSUPER GT頑張って!」というツイートに対して「一度SUPER GTのマシンに乗ってみるべきだよ。きっとホンダに頼めばテストの機会を設けてくれるのでは?」と返答した。
@JensonButton @alexstubb You should try the SuperGT car one day just for fun, Honda might give you a test if you ask nicely!
— Heikki Kovalainen (@H_Kovalainen) April 28, 2015
実は第3期のホンダF1活動時にチームのエースとして活躍していたバトンはHonda THANKS DAYに参加した際、もてぎのピットガレージにあったSGTマシンに興味津々。当時は先代のNSXだったが、機会があればドライブしてみたいという様子だった。
テストの時から速さをみせているだけではなく、現行規定のGT500マシンにも凄く気に入っている様子のコバライネン。開幕戦岡山でも「とにかく速いし、素晴らしいマシン。テストの時から楽しんでいるよ。会場には熱心なファンもたくさん応援に来てくれるし、日本でのレースウィークを満喫できている。サードの皆も素晴らしいマシンに仕上げてくれているし、今後はもっとレベルアップして良い結果を出していくことができると思う」とコメント。インタビュー時も終始笑顔で、心の底からSUPER GTの週末を楽しんでいる様子だった。
開幕戦の岡山、第2戦の富士ともに予選Q2を担当。両レースとも7番手タイム。全15台で争われるGT500クラスでは、やや振るわなかったように見えるが、初のGT500マシンとタイムアタックのチャンスが一度だけという限られた状況下。さらにハイレベルなライバル勢を考えると決して悪い結果ではない。また決勝レースでも彼の持ち味が発揮され、2戦連続で5位入賞。現在は僚友の平手晃平とともドライバーズランキング5位につけ、中盤戦の結果次第ではチャンピオン獲得の可能性も十分にある。
次回の第3戦は唯一の海外ラウンドとしてタイ・ブリーラムでの開催。国内での次戦は第4戦の富士スピードウェイ(8月8・9日)、第5戦鈴鹿サーキット(8月29・30日)が行われる。両方とも夏休み期間中の開催となるため、普段は仕事や学校の都合で現地観戦できないというファンにもチャンスがある2レースとなりそうだ。
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