【SGT】2015第3戦タイ:S Road MOLA GT-Rが3年ぶりの優勝!GT-Rが2戦連続で両クラス制覇

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©T.Yoshita/KANSENZYUKU

2015年のSUPER GT第3戦決勝レース。チャン・インターナショナル・サーキットでは2回目の開催となった今回も、白熱したレース展開となった。

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ポールポジションはNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明)、2番手にNo.36 PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター)とレクサス勢がフロントローを独占。スタートも順当に進んでいき、38号車の立川がリードを広げていく。

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その後方ではNo.46 S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝)がペースを上げてくる。スタートドライバーを務めた本山は4周目に2位へ浮上すると、当初は5秒近く開いていた立川との差を少しずつ詰めていく。そして20周に差し掛かるところで1秒以内に接近。ここから立川vs本山、SUPER GTを知り尽くした2人がハイレベルなバトルを展開する。追い上げてきた勢いでロングストレート終わりのターン3で仕掛けるが立川もたくみにブロック。それでも後半セクションでパスし25周目に本山が前に出る。ところが立川も諦めることなく猛追。29周目のターン9で300のマシンにひっかかったところを逃さず逆転。それを34周目に本山が再び抜き返すという展開に。訪れた38,000人の観客を魅了した。

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レース中盤のピットストップ。先に動いたのは38号車、立川から石浦に交替し51.8秒で再びコースへ。その翌周に46もピットイン。こちらは47.3秒と迅速な作業で柳田が乗り込みコースへ復帰した。

なんとか逆転を狙おうと追い上げていた石浦だったが、44周目のターン9でスピン。そのまま力なくピットに戻りガレージイン。まさかのマシントラブルに見舞われリタイアを余儀なくされる。

これで2位に浮上したのは36号車。なんと今回もタイヤ無交換作戦を結構し逆転を試みたが、ペースを上げることができずNo.6 ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也/国本雄資)の先行を許し、そのまま後退していってしまう。

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1,2位が独走状態になった後半戦でレースを盛り上げたのがNo.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/武藤英紀)。残り20周で5位に浮上するとNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)と、36号車の伊藤を猛追。今回は地元タイにあるケーヒンの工場から大勢の応援団がかけつけ、毎周に渡って大声援を送り続けていた。それに後押しされたのか、55周目に1号車を抜き去ると翌周には36号車もパス。3位に浮上した。

後続のバトルにより、終盤はほとんど公式映像に登場することがなかった46号車。柳田が安定した走りでトップチェッカー。今季初優勝を飾った。2位には6号車、3位には17号車が入った。

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2011・2012年の連覇以降、不運続きだった46号車MOLA。チームとしては実に2012年第7戦オートポリス以来3年ぶりで、柳田も同レース以来の勝利。本山自身は2011年最終戦もてぎ以来の優勝となった。2人ともベテランとあって涙をみせることはなかったが、昨年のタイ戦もポールポジションスタートから不運なリタイアと悔しい結果だっただけに、終始笑顔が絶えなかった。

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またGT300クラスではNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠)が優勝。日産GT-R勢は第2戦富士に続いて両クラス制覇の快挙を成し遂げた。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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