2015年のSUPER GT第6戦SUGO。注目の公式予選が19日、スポーツランドSUGOで行われた。
朝は汗ばむほどの日差しが降り注いだSUGOだったが、午後の予選になると若干曇り空になり涼しいコンディションとなったが、GT500の予選はQ1から0.001秒を争う熱いタイムアタックバトルが展開された。
今回は燃料リストリクター制限を受けながらも搭載ウェイトが少ないチームが躍進。中でもトータル58kgウェイトのNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也)が速さをみせる。Q1で山本が1分11秒927を叩き出しトップに浮上。午前中の公式練習に続いてトップ通過かと思われたが、No.24 D’Station ADVAN GT-Rの佐々木大樹が0.014秒更新しトップ通過を決める。一方、ランキング上位陣はウェイトハンデの影響もあり苦戦。首位のNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)は14位、ランク2位のNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明)も13位と揃って後方に沈みQ1脱落となった。
続くQ2も、100号車が躍進。伊沢が渾身のアタックを披露し、Q1の山本を上回る1分11秒819を叩き出す。コンディションの変化が原因したのか、他車はなかなか1分12秒台を切ることが出来ず、100号車のポールポジションかと思われた。しかしウェイトハンデはわずか2kgしか違わないNo.46 S Road MOLA GT-Rの本山哲が0.212秒更新。1分11秒607のコースレコードで今季初のポールポジションを獲得した。
2番手には山本/伊沢組の100号車。3番手にはNo.64 EPSON NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット)が続き、ホンダ勢の活躍も光る予選となった。
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