- Home
- SUPER FORMULA
- 【SF】2015第6戦SUGO:ロッテラー圧勝!今季2勝目で逆転タイトルに望みつなぐ
【SF】2015第6戦SUGO:ロッテラー圧勝!今季2勝目で逆転タイトルに望みつなぐ
- 2015/10/18
- SUPER FORMULA
- コメントを書く
2015年のスーパーフォーミュラ第6戦SUGO。晴天の中、注目の決勝レースがスタートした。
ポールポジションはアンドレ・ロッテラー、2番手に中嶋一貴とトムス勢が今回のフロントローとなった。スタートでは一貴が好ダッシュをみせホールショット。2番手にロッテラーが続く。2列目もイン側4番手スタートだった山本尚貴(No.16 TEAM無限)が石浦宏明(No.38 P.MU/CERUMO・INGING)を抜き3番手で1コーナーを通過していく。
レースは序盤から今週末好調のトムス勢のペースに。一貴が逃げ、ロッテラーが追いかけていく展開となるが、上手く間合いを詰め15周目の1コーナーでオーバーテイク。ロッテラーが再びトップを取り戻した。それ以降は一気にペースを上げ独走状態へ。一方の一貴はなかなかペースが上げられず、一時は山本をはじめとした3位集団に追いつかれていく。ここからピットストップ戦略で大きく動き始まった。
まず先に動いたのは4位石浦。山本に対してアンダーカットを狙い26周目にピットイン。しかし翌周に山本もカウンターをかけてピットイン。両者給油のみだったが、山本の方が給油時間が短く順位は変わらないままコースへ復帰する。その翌周に一貴もピットインするが、作業に手間取ったのとリアタイヤ2本を交換したことによりタイムロス。これで山本がさらに順位を上げることになった。
上位陣が続々とピットインする中で、ロッテラーと5番手から2・3番手に上がった野尻智紀(No.40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(No.19 Lenovo TEAM IMPUL)はステイアウトを選択。その中でもロッテラー、野尻はペースが良く1分07秒台で走行。特に野尻は山本に対して35秒以上のマージンを作れば逆転が可能。ホンダ勢でもエース争いをする2人がそれぞれ別の場所でタイムを削り合いながらの走りにファンも注目した。
そして53周目に2人とも同時にピットイン。大量リードを築いていたロッテラーはトップのまま復帰するが、野尻はわずかにマージンが足りずタッチの差で山本に競り負けてコースに復帰。翌54周目にはオリベイラもピット作業を済ませ、ロッテラー、山本、野尻、一貴、石浦のトップ5で落ち着いた。
後半スティントでも1分07秒台をキープしたロッテラー。最終的に23秒の差をつけトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。一方2位争いは最後まで白熱。給油時間を削った分、最後は燃費走行で何とか耐えながら走った山本がポジションを守り切り今季初の表彰台を獲得。3位には野尻がそのまま続きホンダ勢が2・3位を獲得した。
気になるタイトル争いは一貴が4位、石浦が5位、オリベイラが7位でフィニッシュ。終了後のランキングは1位石浦(45ポイント)、2位一貴(39ポイント)、3位ロッテラー(31ポイント)、4位オリベイラ(31ポイント)で4人による王座決戦が鈴鹿で繰り広げられることになる。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。