今年で44回目を迎える東京モーターショー2015が28日に東京ビックサイトで開幕した。
最初の2日間は世界各国の報道関係者を対象とした「プレスデー」と位置づけられ、特に各メーカーのトップがプレスカンファレンスを行う28日は国内のみならず世界各国から多数の報道関係者が集まった。
中でも注目を集めたのがマツダ。あのロータリーエンジン復活に向けたコンセプトモデル「RX-VISION」をアンヴェール。会場に入りきらないくらいの報道陣が埋め尽くす中、真っ赤なコンセプトモデルが登場した。
隣の日産ブースでは昨年のグッドウッドで公開されたグランツーリスモとの共同プロジェクトで生み出された“ゲームから生まれた1台”「NISSAN CONCEPT 2020 VISION GRAN TURISMO」が登場。GT-Rの面影も漂わせる独特のコンセプトモデルで注目を集めていた。
ホンダは、フラッグシップとも言える2車種「NSX」と「シビックTYPE R」を出展。トヨタは4代目プリウスが登場するなど、例年になく話題の多い東京モーターショーとなっている。
またレーシングカーも多数展示。今回は東ホールに大きなブースを出展しているメルセデス・ベンツは正面の一番目立つ場所に昨年のF1チャンピオンカー「F1 W05 Hybrid」と来年から実戦デビュー予定の新型FIA GT3カー「AMG GT3」が展示され、目の前を通りかかった関係者が足を止めて写真撮影する場面も見られた。
ホンダにも今季仕様のマクラーレン・ホンダMP4-30が展示されている他、MotoGP™のRC213Vも登場。またインディカーも2台あり、カストロネベス仕様の3号車が日立オートモティブシステムズブースに。佐藤琢磨のAJフォイト・レーシングのマシンもブリヂストンブースの裏側に展示されている。
アウディブースには今年もWEC参戦マシン「R18 Eトロン クワトロ」が玄関口でお出迎え。フォルクスワーゲンブースにもWRCで活躍中のPOLO R WRCが展示されている。
明日29日14時00分までプレスデーが行われ、それ以降は1万枚限定で発売された先行チケットを購入した方のみが入場できる「プレビューデー」。一般公開は30日12時30分からとなっている。
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