7月28〜31日に鈴鹿サーキットで開催された2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース。4日間を通して124,000人に達し、昨年を上回る来場者で盛り上がった。
決勝日は気温30度を超える灼熱のコンディションとなったが、今年は全体的に涼しく感じるほど、8耐にしては低い気温が目立った。また4日間全てで雨に見舞われなかったことも幸いし、特に土日は朝から多くのファンで各イベントも盛り上がった。
特にGPスクエアやピットウォーク、さらに各スタンドをみると、若者の観戦者が非常に多かったという印象。数年前から取り組んでいる「8耐ヤング割」などの効果が大きく、一時は「若者のバイク離れ」を心配する声もあったが、特に昨年から若年層への8耐の認知度が上がってきており、それがこの動員数につながったとみられている。
最終日は朝のピットウォークばかりか、決勝前のピットウォークも超満員。そしてスタートとゴールの時間帯はグランドスタンドをはじめ、各エリアが満員状態になるほどの賑わいで、最後に打ち上がる恒例の花火も開放されたメインストレートから観戦するファンも非常に多かった。
また決勝前には、女優でタレントの中村玉緒さんがグリッドに登場したほか、バイク好きで有名な福田充徳さんとレイザーラモンRGさんもポールポジションのヤマハ・ファクトリーのところへ訪問。そして俳優の武田真治さんがサックスで国歌を吹奏するなど、レース前の演出も盛り沢山だった。
また表彰式も例年以上の盛り上がりをみせ、今年も感動のエンディングを迎えた。
決勝日は昨年より1000人多い、69,000人が来場。4日間合計では昨年より4,000人多い124,000人となった。来年は記念すべき40回大会で、EWCもグランドフィナーレとなる最終戦に組み込まれる。さらにドラマティックな演出が用意されそうだ。
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