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【SF】2016第5戦岡山:レース1予選は波乱の連続、うまくタイミングを合わせた中嶋一貴が今季初PP
- 2016/9/10
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2016年のスーパーフォーミュラ第5戦岡山。レース1の公式予選が10日の11時から行われ中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が今季初のポールポジションを獲得した。
今回は土曜日にも決勝が行われるため、フリー走行からわずか1時間のインターバルで予選がスタート。しかもレース1は20分の予選で全グリッドが決定。実質的にはQ1とは同じだが、いつもとは違う慌ただしい予選となった。
グリーンシグナルが点灯し各車一斉にコースイン。中古タイヤを履いてセッティング確認をするドライバーもいたが、大半は新品タイヤを導入し早くもタイムアタックに突入していく。
ところが、開始6分を過ぎたところで小林可夢偉(SUNOCO TeamLeMans)がハイパーコーナーを立ち上がったところでコースオフ。赤旗中断に。朝のフリー走行では調子が良かった可夢偉だったが、これでレース1は最後尾スタートとなってしまった。
残り13分49秒でセッションが再開されるが、タイムアタックをするドライバーもいればセッティング確認に使うドライバーもいるという状況。それでも、残り7分を切るとほぼ一斉にコースインし一発勝負のタイムアタック合戦が始まった。
その中で速さをみせたのが一貴。赤旗再開後に新品タイヤをつけてコースインするが、コースのトラフィックを考えて一旦待機。最後はうまくクリアラップをみつけて1分14秒038をマークして今季初のポールポジションを獲得した。
2番手には国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が飛び込む。最後までタイムアタックを繰り返したが、わずかにトップを更新できず悔しい2番手となった。3番手にはF1シートが決まったストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。第2戦ではマシントラブルでQ1敗退と不本意な結果に終わったが、今回は堂々の3番手タイム。チームメイトの野尻智紀も4番手につけ、チーム全体で好調な予選結果となった。
意外だったのは第3・4戦で優勝しているITOCHU ENEX TEAM IMPUL勢。最後のタイムアタックでうまくスペースを見つけられなかったのか、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが11番手、関口雄飛が13番手に終わってしまった。山本尚貴(TEAM無限)は他車とは違うタイミングでタイムアタックを試みたものの、これもうまくいかず14番手。さらにアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)は17番手に沈んでしまった。
ポールポジションを獲得した一貴は「赤旗の時は残り時間が把握できなくてバタバタしたが、うまくタイミングを見つけられた。今年は予選でなかなか前にいけずQ2で落ちることが多かったので、この結果は良かったかなと思います。また今回は予選位置とスタートが大事ですから、それに向けていい位置からスタートできるのはいいかなと思います」とコメントしていた。
そして今日は、このまま15時30分からレース1決勝レースがスタート。いつもになく慌ただしい土曜日となっている。
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