鈴鹿サーキットで開幕した2016F1日本グランプリ。フリー走行1回目は、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)がトップタイムをマークした。
気温22度、路面温度34度の中で始まった今週末最初の走行セッション。金曜日は様々なテストを行うチームが多いが、ダニエル・リカルド(レッドブル・レーシング)はサイドポッド前にセンサーを装着して走行。さらにセルジオ・ペレス(フォース・インディア)は導入が検討されている安全装置「HALO」のテストを行っていた。
各車が一通りチェックラップを終えて、本格的にペースを上げ出すが、開始22分を経過したところでフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がコースオフ。スプーンの一つ目でスピンしてしまい、そのままタイヤバリアにヒットしてしまった。幸い大きなダメージはなかったものの、リアウイングの一部を破損。自力でピットまで戻りマシンの修復に取り掛かった。
注目のトップ争いは、走り出しからメルセデス勢が好調。その中でもロズベルグが終始ハミルトンを上回るタイムを記録し、最終的にはソフトタイヤを投入して1分32秒431を記録した。2番手のハミルトンは0.215秒遅れの1分32秒646。3番手にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続くがトップから1秒遅れの1分33秒525となった。
マクラーレン・ホンダ勢は、セッション後半にコース復帰を果たしたアロンソが1分35秒003で9番手、ジェンソン・バトンは1分35秒677で13番手となった。
午後のフリー走行2回目は14時から開始予定。このまま行けば、終日ドライコンディションでセッションが進行しそうだ。
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