【SF】2016第7戦鈴鹿:国本雄資が抜群のスタートを決め、Race1勝利!逆転ランキング首位へ!

©KANSENZYUKU

2016年のスーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿。注目の決勝Race1が行われた。

この日も晴天に恵まれた鈴鹿サーキットだが、気温17度、路面温度19度と肌寒いコンディション。しかしグリッド上はチャンピオン決定戦の第1ラウンドとあって、今までにない緊張感と慌ただしさ、そして熱気に包まれていた。昨日の予選を終えて上位10人がチャンピオンの可能性を残している状況。その中でも昨日2連続でポールポジションを獲得した石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が有利かと思われた。

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しかしスタートでは、2番手の国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が好ダッシュをみせトップで1コーナーへ。そこに4番グリッドのアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)も続き、石浦は3番手となった。

Race1は19周のスプリントレース。スタートが唯一の逆転のチャンスだったが、それを見事に決めトップに浮上した国本。ロッテラーに終始2秒以内のところで迫られていたが、ミスのない力強い走りをみせて、トップを死守していった。対する3番手の石浦は思うようにペースが上がらずトップ集団から置いていかれ苦しいレース展開となってしまった。

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一方、ランキング首位の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)だが、予選では13番手と後方グリッドに。それでも少しずつ順位を上げ9番手に浮上すると、ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION)と0.5ポイントをかけたマッチレースを展開。西ストレートからシケインで間合いを詰めて抜きにかかるが、バンドーンもギリギリまでブレーキングを我慢しポジションを死守。それでも関口はいつも通りのアグレッシブな走りを見せて襲いかかっていった。ところが14周目のシケインで関口が押す形になってしまい接触。バンドーンがスピンを喫してしまい大きく後退してしまった。

そのまま8位でチェッカーを受けたが、レース後に接触行為で30秒加算のペナルティが取られ18位。Race1はまさかのノーポイントとなってしまった。

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結局、スタートからトップを守り続けた国本が今季2勝目を飾り、ロッテラーが2位、石浦が3位でチェッカーを受けた。なお、今回の結果によりチャンピオン争いは国本、関口、ロッテラー、石浦の4人に絞られ、合計31.5ポイントに伸ばした国本が有利な状況となった。

抜群のスタートを決めた国本は「スタートも完璧にできたし、その後のペースもよかったので、自信をもってレースが進められました。ランキングトップになりましたが、Race1の時と同じようにチャレンジャーのような強い気持ちで臨みたいです」と今回の優勝でも喜びをあまり見せず、集中力を保っているようだった。

注目のRace2は14時45分からスタートする。

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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