【SF】2017第1戦鈴鹿:中嶋一貴、隙を与えない走りで1年半ぶりの優勝!

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©T.Yoshita

2017年の全日本スーパーフォーミュラ選手権の第1戦決勝。晴天の中、鈴鹿サーキットでスタートが切られた。

前日に引き続き、夏日に迫るほどの暑さを感じることがあった鈴鹿サーキット。ピエール・ガスリーなどをはじめ、注目ドライバーが多数参戦。さらに鈴鹿2&4レースということで、全日本ロードレース選手権のJSB1000開幕戦も開催。決勝日は35,000人が来場し、大盛況となった。

©︎KANSENZYUKU

ポールポジションを獲得したのは中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)。2番手に国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)、3番手に山本尚貴(TEAM無限)、4番手に石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)とチャンピオン経験者が上位を独占するグリッドとなった。

スタートでは、まずまずのスタートを決めた一貴がトップのまま1コーナーへ、山本が2番手に続いていく。

今回のレースでは、通常より短い35周(レース距離約200km)。さらに途中にタイヤ1本以上交換するという義務もあり、ピットタイミングをどこにするかに注目が集まった。

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後方集団をはじめ、1周目からピットイン。3・4番手につけていたセルモインギング勢も早めにピットを済ませる戦略をとる。そんな中、トップの一貴と2番手の山本は後半まで引っ張る作戦。2人ともミスのない着実な走りでお互いにプレッシャーをかけ合う走りを披露。チャンピオン経験者同士によるハイレベルなマッチレースが繰り広げられた。

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レースも終盤に差し掛かる22周目、大嶋和也(SUNOCO TEAM LeMans)がスプーンでスピンを喫しコース上にストップ。安全確保のため、セーフティカーが導入された。

ここでセーフティカーに捕まってしまうと、後続とのタイム差がなくなってしまうのだが、幸い2台ともその影響は受けず、ピットイン。そのままの順位を守って、ピットアウトした。

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レース再開後も一貴は集中した走りで後続を圧倒。残り2周のところでは、オーバーテイクボタンを使ってファステストラップを狙う余裕もみせ、そのままフィニッシュ。見事、2017シーズンの初戦で優勝。自身にとって2015年第5戦オートポリス以来、約1年半ぶりの勝利となった。

2位には山本が入り、昨年の開幕戦以来となる表彰台を獲得。3位には昨年チャンピオンの国本が続いた。

さすがチャンピオン経験者という貫禄ある走りを見せた一貴だったが、パルクフェルメでは安堵の表情。先週のWEC開幕戦では見事勝利を飾ったものの、国内では1年以上勝っておらず、それが逆にプレッシャーとなっていたようだ。

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記者会見では「ホッとしたというのが、正直な感想です。昨年も勝てるチャンスがあったのですが、自分のミスで逃していたので、久しぶりの優勝になりました」と、大きなプレッシャーから解放された爽やかな表情が印象的だった。

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また、テストから好調で開幕戦から優勝候補と目されていたピエール・ガスリー。8番グリッドからスタートでポジションを2つ上げる。序盤にピットストップを済ませる作戦をとった他、途中には小林可夢偉(KCMG)をS字でオーバーテイク。フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LeMans)とも一歩も引かないバトルを繰り広げるが、全体を通してペースが上がらず苦戦。10位フィニッシュでポイント獲得はならず、不本意なシーズン開幕戦となってしまった。

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吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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