【SUPER GT】第4戦SUGO:GT300はHANKOOK PORSCHEが2戦連続でPP

『Photo:SHIGE』
『撮影:SHIGE

SUPER GT第4戦SUGOのスーパーラップが行われ、GT300クラスはHANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

本来は14時30分からGT300・GT500の順でスーパーラップが始まる予定だったが、コース上のアスファルトが破損し、状況の確認作業などで20分遅れてのスタート。気温34℃、路面温度48℃という炎天下の中でポールポジションをかけた争いがスタートした。

前回セパンで3位に入ったtriple aVantage(吉本大樹/星野一樹)から出走。1分23秒034をマークするが、その後にアタックしたJLOCランボルギーニ(山内英輝/山西康司)がタイムを更新していく。4番目には無限CR-Z(武藤英紀/中嶋大祐)が登場。武藤英紀が果敢に攻めるも1分23秒088で9番手タイムに終わった。

後半6番目に登場したマネパ ランボルギーニ(織戸学/青木孝行)が青木のアタックで1分22秒333を記録。このタイムにエンドレスTAISAN911、apr HASEPRO PRIUS GTが挑むもタイムを更新できない。しかし、9番目に登場したハンコックポルシェが影山正美のドライブで1分22秒138をマークし、これがポールポジションタイムとなった。

52kgという重いウエイトハンディの中、今朝からトップタイムを連発したハンコックポルシェ。現在ランキング4位で首位のエンドレスTAISANポルシェ都の差は10ポイント。明日の決勝レースで勝てれば、チャンピオン争いでも優位に立てる。

今年はポルシェ勢が有利と言われる中、その刺客が現るのか?GT300クラスのSUGO戦も目が離せない。

『記事:吉田 知弘』

吉田 知弘(Tomohiro Yoshita)

投稿者プロフィール

フリーのモータースポーツジャーナリスト。主にF1やSUPER GT、スーパーフォーミュラの記事執筆を行います。観戦塾での記事執筆は2010年から。翌年から各サーキットでレース取材を重ねています。今年はSUPER GTとスーパーフォーミュラをメインに国内主要レースをほぼ全戦取材しています。
初めてサーキット観戦される初心者向けの情報コーナー「ビギナー観戦塾」も担当。

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