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【FSC】GT500予選:第1レースでは大嶋和也、第2レースは中嶋一貴がコースレコードを更新しPP!
- 2012/11/16
- SUPER GT, 富士スプリントカップ
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17・18日の決勝レースを前に、富士スピードウェイではSUPER GTの公式予選が行われた。
通常のシリーズ戦で採用されているノックアウト方式、スーパーラップ方式の予選方式とは異なり、第1レース・第2レースそれぞれ20分ずつの専有走行時間が設けられ、そこでのベストタイムでグリッドを決定する20分一本勝負の予選が繰り広げられた。
【第1レース予選:大嶋和也がコースレコードを大幅更新しPP獲得!】
GT500クラスは開始早々からレクサス勢が絶好調。その中でもENEOS SUSTINA SC430の大嶋和也が、これまでのコースレコードを1.7秒上回る1分30秒730を記録。2位のZENT CERUMO SC430平手晃平に0.467秒の大差をつける驚異的なタイムアタックを披露した。残り10分を切ったところで各車ピットイン、タイヤを交換し2度目のタイムアタックへ。ここでPETRONAS TOM’S SC430のロイック・デュバルが1分30秒911で2位に飛び込むが、大嶋のタイムを誰も破ることが出来ず、ポールポジションが決定。
セッション直後にインタビューを受けた大嶋は、予想以上の速さに本人も驚いた様子。「天気もよく、朝からマシンの調子も良かった。さらに今回ブリヂストンさんが持ち込んだタイヤも凄く良くて、予想以上のタイムが出ました。」と満面の笑み。
2位デュバル、3位平手、4位にDENSO KOBELCO SC430の石浦宏明が入り、決勝第1レースは2列目グリッドまでレクサス勢が独占する形となった。
第1レースの予選から45分後。今度は18日(日)に開催される第2レースの公式予選がスタート。ここでもPETRONAS TOM’S SC430の中嶋一貴、ZENT CERUMO SC430の立川祐路をはじめとするレクサス勢が続々と好タイムをマーク。こちらも残り7分を切ったところでタイヤを履き替えて続々とコースイン。ここで一貴が1分30秒823とさらにタイムを更新。後続の立川もセクタータイムで肉薄したもの、タイム更新ができず。そこにKeePer Kraft SC430アンドレア・カルダレッリが1分30秒925で叩きだし2位。さらにカルソニックIMPUL GT-Rの松田次生が3位に続いた。ここでチェッカーフラッグとなり中嶋一貴のポールポジションが確定。シリーズ戦ではないもののSUPER GT(GT500)で初ポールを飾った。
10月のWEC富士戦で優勝を飾り、2週間前のフォーミュラ・ニッポン最終戦でもシリーズチャンピオンを獲得。秋に入ってから良い流れできている一貴。「GT500では初ポールなので嬉しいです。ここまでウェイトの関係もあって結果は出せませんでしたが、マシンの状態は前から良かったですし、直前にデュバルも良いタイムを出していたのでミスしない走りを心がけました。」と笑顔でコメント。
決勝第2レースの中嶋一貴の走りにも注目だ。
『記事:吉田 知弘』
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